最期まで安心して暮らせるまちへ ~西区病院連携連絡会を通じて~

地域連携室

みなさま、こんにちは。
みどり病院地域連携室では、自己研鑽や教育、関係機関との連携を深めるため、院内や地域で行われる連絡会、研修会に参加しています。
その中で今回は、「西区病院連携連絡会」ついてご紹介したいと思います。

西区病院連携連絡会は、神戸市西区内の病院の地域連携室での課題や地域の医療機関、介護サービス事業所との連携について意見交換等を行うことを目的として西区医療介護サポートセンター主催のもと開催されています。
みどり病院が位置する神戸市西区内の17病院の地域連携担当者がそれぞれの病院の役割、機能を紹介し、日頃の悩みや疑問などを意見交換できる有意義な会となっております。
先日、参加した際もグループワークでインフルエンザ流行時の注意点や対応方法について話したり、みどり病院とは違った病床機能や診療科目のある病院(療養型病院、回復期病院、精神科病院等)への対象者の確認をしたりなど、電話では、かしこまってしまい伝わりにくいことも顔と顔の見える関係ができ、気軽に相談することができました。

第1回目の連絡会では、主催されている西区医療介護サポートセンターについて紹介があり地域包括ケアシステムに関連したセンターであるとの説明がありました。
地域包括ケアシステム・・・よく耳にするけど・・・?
今一度、お伝えしたいと思います。
地域包括ケアシステムが必要とされるようになったのは、日本での急速な少子高齢化が背景にあります。よく耳にする「2025年問題」です(まだまだ先のことと思っていましたが、あと5年程と近い将来まで近づいています・・・)。
団塊の世代が2025年頃までに後期高齢者(75歳以上)に達する事により、介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。
可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域における「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」の5つのサービスを途切れなく提供できる体制を構築しようというのが、地域包括ケアシステムです。

地域包括ケアシステムは、全国一律ではなく、地域の実情や特性に合った体制を整えていくもので、各地域で高齢化がピークに達するときを想定され計画されています。
その一環で神戸市では、在宅医療と介護を結びつける連携拠点として、医療介護サポートセンターを、平成28年度に東灘区、中央区、北区、垂水区に開設し、平成29年度には灘区、兵庫区、長田区、須磨区、西区にも設置、神戸市全区で医療・介護に従事する方の相談窓口として開設されています。
ちなみに神戸市西区は神戸市西区学園西町4-2 神戸市医師会西神別館西区医師会内に所在しています。

医療介護サポートセンターの具体的な機能と役割

・在宅医療に関する相談窓口
医療、介護の関係者からの在宅医療に関する相談に対して、コーディネーターが必要な情報提供や支援・調整。

・地域の在宅医療・介護資源の把握
地域ごとに、在宅医療に取り組む病院、診療所、歯科診療所、薬局、訪問看護ステーション、介護施設などの情報を収集し、関係者間の連携、調整に活用。

・多職種連携の推進
地域の医療・介護関係者の連携を推進するため、お互いの業務の現状を知り、顔が見える関係づくりを目的とした、多職種連携会議を開催。また、医療・介護等の専門職を対象とした、在宅医療・介護に関する研修会を開催。

・地域住民への普及啓発
一般市民を対象に、在宅医療・介護への理解を深めることを目的とした講演会などを開催。

・退院調整への支援
退院調整は医療機関が実施することが前提だが、諸事情により十分な退院調整を行うことが出来ない場合等、退院後の円滑な地域移行に支障がある場合は、当該医療機関(地域連携室等)からの要請に応じて、医療機関が実施する退院調整への支援を行う。

みどり病院地域連携室でも、日々の連絡会や研修会で地域の関連機関との繋がりを大切にし、地域住民の方が住み慣れた地域で最期まで過ごせるように、医療、介護の橋渡しを支援させていただいています。
「何かあれば、みどり病院に行けば安心ね。」と思っていただけるように地域連携室のスタッフとして努めて参りたいと思います。

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