心臓弁膜症センター

みどり病院心臓弁膜症センターでは、弁膜症手術に対して卓越した技術を持つ心臓外科医を中心に、循環器内科医師、心臓エコー検査技師、臨床工学技士、看護師が力を合わせて心臓弁膜症の治療を行っております。

私たちは心臓弁膜症センターの設立以来、僧帽弁逆流に対する弁形成術、大動脈弁狭窄症に対する人工弁置換術、三尖弁逆流に対する弁形成術、そして高齢者弁膜症に合併する心房細動に対するメイズ手術を多く行い、良好な成績を得ております。また当院では心臓弁膜症予定手術の多くに自己血貯血を用いることにより、「輸血をしない手術」にも積極的に取り組んでおります。

我々みどり病院心臓弁膜症センターのスタッフは全員が心臓弁膜症のエキスパートです。種々の弁膜症を的確に診断し、チーム一丸となって患者さん一人一人に合わせた最適な弁膜症治療を行います。地域の方々はもちろん、遠方からご相談に来られる方も大勢いらっしゃいます。
これまで「心臓に雑音がある」、「心臓の弁に逆流(狭窄)がある」と医師に指摘され、最近になって胸の症状(息切れ、胸痛、動悸)が出てきたという方、どうぞ安心して私たちにご相談ください。

教育

当院は日本循環器学会認定循環器専門医研修施設です。
循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会認定医、総合内科専門医、FJCC(日本心臓病学会特別正会員)、の資格を持つ3名の常勤医が在籍しています。
また、当院の室生院長は臨床心臓病学会の指導医として国内外より高く評価されており、臨床医としてレベルアップを目指す若手の先生方が全国から集まってこられます。国内留学、短期研修は臨時受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。

治療実績

2019年度治療実績は心臓カテーテル検査151件、経皮的冠動脈インターベンション31件、ペースメーカー移植術16件、カテーテルアブレーション12件を行いました。

主な検査

心臓カテーテル検査、冠動脈CT、心臓超音波検査(経食道を含む)、心音・心機図検査、トレッドミル運動負荷テスト、ホルター心電図などの検査が可能です。

救急対応

急性心筋梗塞などの急性冠症候群に対し、緊急心臓カテーテル検査や経皮的冠動脈インターベンション治療を含め対応できる体制を整えております。

センター長 ご挨拶

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2013年4月にみどり病院に着任して同年7月から心臓弁膜症センターを立ち上げて2年余が経過しました。高齢化社会が進行する現在では、動脈硬化、退行性病変、心房細動に関連する心臓弁膜症が増加しております。

外科治療の目的は、手術により快適に日常生活を過ごしていただくことであります。手術の方法、手術のタイミングを適切に判断するために種々の検査がありますが、こうした検査結果を基にして欧米における心臓弁膜症の診断と治療のガイドラインを参考に毎週症例検討会を重ねてきました。

また、月1回のオープンカンファレンスでは近隣の心エコー図検査技師、循環器内科医の皆さんに来院していただき弁膜症の診断と治療に関するトピックを取り上げて議論を重ねています。

こうした病院内外の勉強会を通して良い医療チームを作って、心臓弁膜症で困っておられる患者さんのために適切な指導ができる心臓弁膜症センターにしたいと考えております。

平成27年8月1日
心臓弁膜症センター長 岡田 行功

スタッフの紹介

心臓血管外科

岡田 行功

心臓弁膜症センター長

心臓血管外科

仲井 健朗

心臓血管外科

循環器内科

室生 卓

病院長

循環器内科

武本 知之

循環器内科

稲波 整

循環器内科

循環器研修プログラム

当心臓弁膜症センターでは『ベッドサイドから手術室まで』をモットーに身体診察から手術やカテーテルなどの治療までを一連のものと考え診療にあたっています。また、常に内科と外科が連携協力して治療方針を決めています。

当院の循環器研修の特徴
1. 基本に忠実である
2. 身体所見、心エコー、不整脈、心臓カテーテルそれぞれに偏ることなく研修する
3. 内科、外科が常にともに行動し、ディスカッションする
4. 身体所見を大切にし、診療に生かす
5. 成果を学会、研究会、雑誌等に報告、発表する。

週間予定

 
9:00ICU,CCU回診ICU,CCU回診ICU,CCU回診ICU,CCU回診ICU,CCU回診
午前10:00~
病棟回診
11:30
手術見学
午後13:15
新患カンファ
心エコー
心カテ
心エコー
経食道心エコー
負荷心エコー
トレッドミル、
心音心機図
アブレーション
心カテ
心エコー
13:30
病棟カンファ
経食道心エコー
負荷心エコー
16:00
術前カンファ
16:30
心エコーカンファ
17:00
循環器カンファ
16:30
心エコーカンファ
18:30(隔月)
心臓弁膜症センターオープンカンファ

カテーテル部門研修

総論
心臓カテーテル検査、冠インターベンション(PCI) の適応と方法が理解できる。診断カテーテル検査が安全に施行でき、治療方針の決定ができる。PCI後の管理ができる。右心カテーテルが施行できる。スワンガンツカテーテルデータから血行動態を判断できる。
各論
1. 心臓カテーテル検査の適応、方法、合併症が理解できる。
2. 心内圧曲線を理解し血行動態が把握できる。基本的な造影が読影できる。
3. 基本的な診断カテが施行できる。
4. PCIの適応、方法、合併症が理解できる。
5. PCIの準備ができ、第一術者の補助ができる。PCI後の管理ができる。場合によっては簡単なPCIを施行することができる。
6:補助循環(IABP, PCPS)の適応を理解し、管理ができる。
7:最新の文献を理解し、診療に役立てることができる。

心エコー部門研修

総論
心エコーの基本的な判読ができ、心エコーを用いた循環器診療ができる。
各論
1. 心エコーに必要な心臓の解剖が理解できる。
2. 経胸壁心エコーにて、基本的断面が描出できる。
3. 経胸壁心エコーを用いて心機能(収縮能、拡張能)が評価できる。
4. 心エコーを用いて弁膜症の重症度が評価でき、手術適応が判断できる。
5. 負荷心エコー図の適応と禁忌が判断できる。
6. 経食道心エコーの適応と禁忌が判断できる。
7. 代表的疾患の経食道心エコー図が判読できる。

身体所見部門研修

総論
身体所見(聴診、視診、触診等)が取れ、診療に生かすことができる。
各論
1. ベッドサイドで身体所見がとれる
2. 心音心機図が記録、判読できる。
3. 身体所見のVTRが取れる。
4. 身体所見と他のモダリティーの比較ができる。

不整脈部門

総論
循環器医として基本的な不整脈の診断、治療方針の決定、治療効果の判定ができるようになる。
各論
1. 12誘導心電図、Holter ECGによる不整脈診断ができる。
2. 抗不整脈薬の種類と適応を理解し、適切に薬物治療を行うことができる。
3. 臨床電気生理学的検査と非薬物療法(カテーテル心筋焼灼術、ペースメーカー植込み術、カテーテルアブレーション)の適応を理解し、その実際を経験する。

CCU部門

総論
循環器を中心として救急医療の実践に必要なチーム医療を理解し、即座に対応できる判断力と診断治療技術を習得する。
各論
1.  循環器救急疾患の病態を判断できる。
2. 気管内挿管ができ、基本的な人工呼吸器管理ができる。
3. 中心静脈が確保できる。
4. DCカウンターショックができる。
5. 緊急カテーテル検査の適応が判断できる。
6.  IABP、PCPSの適応、禁忌が判断できる。
7. 緊急ペーシングができる。
8. スワンガンツカテーテルが挿入でき、血行動態が把握できる。
9. 重症心不全が管理できる。
10. 重症不整脈が管理できる。

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