循環器

みどり病院では、心臓病や血管病の診断・治療を専門的に行う循環器専門外来を開設しております。虚血性心疾患、弁膜症、不整脈、心不全、全身の動脈硬化性疾患などを対象に、経験豊富な循環器専門医が来院患者様1人1人の症状、病態、重症度に合わせた最適の治療を行います。

これまでに心臓や血管に何か異常や病気を指摘されたことのある方、当院循環器専門外来にお気軽にご相談ください。

循環器専門外来のご案内

みどり病院では、下記曜日にて循環器専門外来を行っております。詳しくは外来のご案内(→ページへ)をご覧いただくか、みどり病院代表(電話番号:078-928-1700)までお問い合わせください。

月曜日~金曜日:午前9時~12時
金曜日:午後5時~7時
土曜日(隔週):午前9時~12時
担当医師:室生、廣田、武本、稲波(整)

虚血性心疾患について

虚血性心疾患とは「狭心症」や「心筋梗塞」といった心臓の病気です。冠状動脈硬化症ともいわれる病気で、心臓を動かすエネルギー(血液)を運ぶ血管である「冠状動脈」が硬くなって内腔が狭くなったり、つまったりしてしまう病気です。これが原因で、心臓を動かす筋肉に血液を十分に送れずになる「狭心症」やその筋肉の一部が死んでしまう「心筋梗塞」が起き、胸を締めつけられる痛みや息苦しさを感じることがあります。気温が下がる季節になると増えてくる病気ですが、高血圧・糖尿病・高脂血症といった生活習慣病のある方や、喫煙の習慣などがある方が発症のリスクが高いと言われています。とくに心筋梗塞は突然死の原因の大きな割合をしめています。

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▲矢印(黄色)の部分が狭くなっています

ではどういった症状があれば受診すればいいのでしょうか?狭心症の代表的な症状は労作時の胸痛です。例えば階段を上ったりすると胸が締め付けられるような痛みが出現するのが代表的な症状です。しかし高齢の方や糖尿病の方では胸痛というよりは息切れといった症状のみで胸痛の自覚がないことがよくあります。年齢や運動不足のせいにされる方がおられますが病気のサインかもしれません。また心筋梗塞に関しては前兆などなく突然発症することが多いので、症状がないからといって安心はできません。リスクが高い方(高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙歴など)は心臓(冠動脈)CTの検査をおすすめしています。
当院では平成26年3月より80列マルチスライスCTを導入し、狭心症や心筋梗塞の早期発見のため、心臓(冠動脈)CT検査を積極的に行っています。以前は入院のうえカテーテル検査をしないと分からなかった病気が、安全に外来で見つけられるようになりました。近隣の開業医の先生方からもご依頼いただいており、電話、FAXで予約可能(→CT・MRI検査予約のページへ)です。

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▲80列マルチスライスCTによる心臓(冠動脈)CT撮影

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▲左右冠動脈の3D画像

スタッフ一同、病気のことや検査のことをわかりやすく説明することを心がけておりますので、気になる症状がある方や生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症)が指摘されていて心臓のことが心配な方はお気軽に循環器内科の外来を受診してください。(医師 稲波 整)

医学教育コンテンツのご紹介

みどり病院院長室生卓医師は、循環器physical examination講習会や日本心臓病学会での教育講演をはじめ、全国で広く医師・看護師・臨床検査技師への講習や指導を行っております。こちらでは医療従事者を対象とした室生院長の講演、著書についてご紹介します。

医師向けテキスト「循環器診察力腕試し」

医療の高度・専門化が進むなか、医学教育の現場では「医者」としての基本的な知識や技術、特に聴診等の診察について学ぶ機会がほとんど設けられていません。

若い医師たちは「患者を診て考える」という臨床家本来の教育が十分になされないまま医療現場に立たされていることが危惧されます。みどり病院院長室生卓医師は『循環器physical examination講習会』をはじめ、全国各地で身体所見の取り方についての講習を行っています。

『循環器診察力腕試し』(金芳堂、2012年9月初版)の内容はかなり高度なものまで含んでいますが、クイズ形式で、ジョークも交えながら気軽に読めるように構成されており、診察の腕を上げるには絶好の1冊です。研修医から専門医まで心臓病患者さんを診る機会のある医師は是非ご一読ください。

室生 卓(むろう たかし)

医療法人社団倫生会 みどり病院 院長
大阪市立大学大学院 前准教授

2003年より『循環器physical examination講習会』事務局を務める。
2006年より『聴診のススメ』事務局を務める。
その他、全国各地で循環器身体所見の講演、講義を行っている。

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