検査室に新しい生化学分析装置が導入されました!

検査科

令和2年8月上旬に生化学自動分析装置が更新されました。

今回の更新は、院内で実施できる検査項目を拡大し、また処理能力がより高い装置に入れ替えることで皆さまの検査結果待ち時間を短縮させることが主な目的となっています。

ここで生化学検査とは…
血液から遠心分離した血清や血漿(けっしょう)などを用いて、酵素・脂質・蛋白・電解質などの物質の濃度を測定する検査のことを生化学検査と言います。
これらの検査は病気の診断や治療の判定・病態の経過観察に欠くことのできないものです。

ところで、検体(血液)の中にはいろいろな物質が含まれていますが、どうやって目的の物質だけを確実に測定しているのでしょうか?

生化学自動分析装置の測定原理の一つに「比色分析法」というものがあります。小学生の理科の実験で「ジャガイモにヨードチンキを添加すると紫色になる」いわゆる「ヨウ素デンプン反応」を思い出してください。あのように、ある物質と反応し発色する試薬を加え、その色の変化により物質の量を測定する分析法です。この比色分析法の歴史は古く、最初は肉眼で色の濃淡を判断していたそうです。

「検体をサンプリングし、試薬を加え反応した色の変化から、特定の物質の濃度を測定する」この一連の流れを自動化したものが生化学自動分析装置です。今回導入された装置は1時間に400テスト測定することができるため、以前の装置に比べ検査結果の待ち時間は短縮されます。

受診当日の採血結果を外来診察に反映するため、検査室スタッフ一同迅速且つ正確に臨床貢献できるように頑張っています。また、精度の高い結果が報告できるように、各分析装置・検査項目で外部精度管理に積極的に参加し信頼性の向上に努めています。

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