給料明細の項目~今月のお給料額が決まるまで~

突然ですが職員のみなさん、この用紙を目にしたことはありますか?

みどり病院職員の皆さん、日ごとに暑さが増してきましたね。
毎日お仕事お疲れさまです。
そんな仕事の疲れも、月に一度は一瞬吹っ飛ぶお給料について、明細書の中身から給料計算の流れまで、シリーズでお送りしていこうと思います。

まずは、毎月総務が発行している給料明細書について書いていきたいと思います。
皆さんは、毎月受け取っている給料明細書を、じっくりと見たことはありますか?
支給金額だけを見て満足して、後はポイ、でしょうか?
もしかしたら開封したこともない人もいるかもしれませんね。
そんな方の為に、明細書の中身について、ちょっと説明していきましょう。

当院が使用している給料明細書は、大きく三つの欄に分かれています。
一つ目は「勤怠他」の欄で、二段に分かれています。
一段目は、出勤日数や休日に出勤した日数、有休を使用した日数、有休の残日数など、日数が記載されている欄です。
二段目は、残業時間や呼出時間、遅刻早退の時間、パート職員は出勤時間や時間外の勤務時間など、時間が記載されている欄です。
この欄を見れば、1ヶ月の勤怠が一目で分かるようになっています。

二つ目は「支給」の欄で二段にわたっています。
ここでは、基本給や皆勤手当、通勤手当、職種によって支給される資格給、家族手当や住宅手当など、皆さんの給料の源となる手当類一式が掲載されています。
時間外手当や、休日手当などもあります。

三つ目は「控除」の欄で、ここも二段にわたっています。
ここでは、健康保険や厚生年金保険、雇用保険などの保険関係、所得税や住民税などの税金関係、病院が業者に支払うために職員から預かっている食費や保育費などを控除している欄になります。
その他に、常勤職員全員が積立をしている旅行積立金、看護協会に加入している看護師さんが次年度分として集めている看護協会費を控除する欄もあります。

「控除」の欄の下にある最後の一段は、「支給」の合計の「総支給金額」、「控除」の合計の「控除合計額」、そして、「総支給金額」から「控除合計額」を差し引いた、「差引支給額」が載っています。
現金支給、第2振込先がなければ、「差引支給額」がそのまま、「銀行1振込額」に載ってくるようになっています。

給料自体は個々に違いますので、金額等詳しく掲載することはできませんが、給料明細書の中身については、理解していただけましたでしょうか?
今度給料明細書を受け取ったら、一度じっくりと見てみて下さいね。
もし、明細書の中で不明な点がありましたら、いつでも総務課に尋ねてきて下さいね!