「うれしい日」

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みどり保育園の子どもたちにとって、登園してくる日の中で、とても嬉しい日があります。
それは、お弁当日です♡
普通なら栄養士さんが作る給食を食べるのですが、月1回、保護者の手作りお弁当日を設定させて頂いています。
以前、給食室が無かった保育園のお昼ごはんは、幼児用のお弁当を業者に委託していました。
・できれば温かい物を食させてあげたい…、
・大好きな麺類が献立にあればなあ…、
・野菜をもっと摂れればいいのになあ…、
・季節に合った旬な食材が入っていればいいのに…、
・フルーツ等のデザートが入っていれば喜ぶだろうなあ…、
・食材は子どもが食べやすい大きさだったら…、
などなどの保育士の願望もあり、ご家庭で子どもたちが大好きな献立をお弁当箱に入れてもらって持参してもらう日を、月1回設けさせてもらいました。

新しい園舎には、保育士の願望通り給食室を設けました。
子どもたちが喜ぶ献立を、栄養面も考慮し、毎日栄養士さんが作ってくれています。
みんな給食の時間は楽しみです。
それでも、お弁当日の朝の登園時には、子ども達の笑顔が更にアップします。
お弁当袋を大事そうに持って、ニコニコ顔で保育士に「せんせ~!お弁当持ってきた~!」と手渡してくれます。
朝の登園時、保護者との別れ際に半ベソをかいていた子も、この日は笑顔いっぱいです。
早く食べたくて登園後すぐに食べようとする子もいます。
朝作ったお弁当を、保育園に行くまで待ちきれずに朝ご飯として食べちゃって、「また作りました~」と保護者の方から聞く事もしばしば。
お弁当日前日のお迎えの時には、「明日はお弁当日か。帰りにお買いものして帰ろうね」「何入れようか?」「イチゴ~!♡」など保護者と子どもさんの会話が聞こえてきます。
最近のお弁当日は、キャラクター弁当のオンパレード。
給食の時間にお弁当箱を開けて、お子さんが喜ぶ顔を想像して作って頂いているのがよくわかります。
お弁当日には、ピクニック気分で保育室やデッキにシートを敷いてそのうえで食べたり、天候や天気が良い時はに、本当のピクニックのように近くの公園まで行ってお弁当を広げて食べる事もあります。
この日ばかりは、子どもたちも保育士に「嫌いな物も頑張って食べようね」と言われたりしません。
大好きな物ばかりが入っているお弁当です。
給食の時間がアッと言う間に終わります。
保育士にとっては毎日をお弁当日にしたいほどです(笑)
お弁当日のお迎え時には「今日、お弁当全部食べた?」「ウン。食べたよ~!」「ママ美味しかったよ」「ママありがとう」と空のお弁当箱を見せたりと、保護者と子ども達の会話も弾みます。

保護者の皆さんには忙しい中、朝早くからお弁当を作って頂いて面倒をおかけしていますが、子どもたちにとっては更に愛情を感じる1日となります。
これからもご協力お願い致します。