「新しい扉」を開いて、もう一歩「前へ」

早いもので、4月より新年度を迎えます。
就職説明会も終わり、新しいスタッフを迎える時期です。
2017年度の教訓を新年度にも生かすため、2017年度の振り返りをしたいと思います。

2017年度、3階病棟では、「新しい扉」をテーマに掲げ、日々患者さんの看護に努めて参りました。
これには「みんな(あなたもわたしも)=患者・家族も医療者も)が良い結果となり明日へ向かっていく」という気持ちがこめられていました。
また、患者さんもご家族も、看護する側の私たち医療者も笑顔でいられる、みどり病院に来れば笑顔で過ごせることを目標にしていました。

3階病棟は、地域包括病床があるため、患者さんが入院した時から、常に退院時のことを踏まえた視点を持って、情報収集にあたるように努めることが出来ました。
急性期の治療を終えれば、主治医に今後の方向性を相談し、退院に向けての調整を行いますが、その都度出てくる、療養先やご家族の介護状況、金銭的な問題などにもコメディカルスタッフと協力しながら解決していくことが出来たと思います。

2017年度のみどり病院のテーマは「学ぶ」であり、院内においても、定期的な膠原病や循環器の勉強会、消化器カンファレンスが行われ、非常に学ぶ機会の多い一年となりました。
新年度は3階病棟内でも、看護師主体の勉強会を活発に開催して行きたいと思います。

また、入院患者さんが入院生活をスムーズに、快適に過ごせるために、入院生活に必要な物品やおむつのセットを導入したことで、患者さんやご家族への負担が少なくなり、医療者側としても、すぐに病院生活に必要な物品を提供できるので、患者さんやご家族の気持ちに寄り添えているように感じています。

4月からの新年度のみどり病院のテーマは、「前へ」です。
学ぶ姿勢はもちろん、安心して働ける環境づくりに積極的に取り組む、向かっていく姿勢を持ち続ける、継続的に存在しうる病院のために、将来を考えて行動するという趣旨があります。
新年度は、このテーマに沿って、私たち3階病棟スタッフ一同も、患者さん、ご家族と共に前へ前へと進んでいきたいです。