看護部総会を終えて

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3月26日(土)看護部総会を開催しました。
今年度に看護部管理者研修会を5回シリーズで外部講師を向かえて看護部に足りないものを明らかにし、目指すものを共通認識しました。
病院内での問題点を挙げ看護部として取り組める事項は何なのか。
方針や目標を書面で挙げるだけでは、十分にスタッフに伝わらず、看護部として看護部長の思いや病院の方針を含め、看護部としての方向性を伝える場としました。

みどり病院は、一般急性期で、108床の中小規模の病院です。
全職員は、約200名でその内90名(5割弱)は看護部の集団です。
看護部長1名、副看護部長2名、師長5名、主任1名、副主任6名で看護部を支えています。
平均年齢は、40.5歳。
30代、40代が68%と多く、子育て中が約60%を占めています。
看護師不足の問題を常に抱え、人員確保と定着に苦労の連続でした。
離職対策についても各部署のテーマとして取り上げていきました。
働きがいのある職場を作ろう。
早く帰れる体制を作ろう。
お互い様精神で声を掛け合おう。
職員の熱い思いで人員が安定してきました。
そんな中、今後の私たちには、課題も一杯です。
急性期医療・看護として、循環器・消化器・リウマチ膠原病等勉強していくことは山積みです。
何よりも患者様のためになることは、「誠心誠意」をモットーに取り組んでいかなくてはなりません。

看護部の理念

「心温まる看護」の提供

看護部の方針

1.個々の患者様の尊厳を護り、優しく感性豊かな看護を提供する。
2.患者様の安全確保のため、院内感染、事故防止に努める。
3.個々の看護実践能力を高め、看護の質の向上を目指す。
4.地域医療、殊に在宅医療の充実、地域の福祉介護施設との連携を深める。

28年度看護部の目標

① 品格のある言動での対応
② 安全なケアの充実
③ 教育の充実
④ 外来運営の充実
⑤ ベッドコントロール

これらの事項を念頭に各部署でそして各自で目標を挙げられるよう看護部の方向性を示しました。
後半は、4月からの診療報酬改定の重要課題と地域包括ケア病床について副看護部長から話しました。
看護必要度評価の精度を上げ、病棟運営はもちろん地域包括ケア病床の運営にあたっての共通認識を持たなくてはなりません。
今後も私たちは急性期ケアと退院支援の看護機能を高め、患者様が地域で住み続けられるよう一丸となって支援していきます。