「看護を語る意味」研修会を終えて

看護部

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前回ご紹介したような外部講師(神戸常盤大学看護学科教授・畑 吉節未 先生)をお招きしての看護部研修会を終えた後、次のような看護師の振り返りの言葉が聞かれました。

自分の経験を語ってみて感じたこと、気付いたこと

・業務に追われ患者様との時間がゆっくり取れないこともあるけれど、関わりを大切にしたい。
・自分の思いや感じた事は、何年たっても大事にしていくべきだと認識した。また、看護を語ることで改めて気付くことが出来ると思いました。
・経験が、自分のやりたい事、やるべき事を教えてくれているのだと感じた。
・今後、患者様に必要な事は皆で情報共有し、同じ目標を持って活動していきたい。入院中から退院してからも、不満や不安ができるだけ無いように関わりたいという気持ちの再確認ができた。
・自分の口で、自分の言葉で経験を語ることで、その時の思いに改めて気付き、反省すべき点を、今の自分の目で振り返れた。
・患者様の反応や言葉、仕草、その人らしく過ごせるよう、困っている事はないか気付ける。そして今後アセスメント能力も高めたいと思った。
・やっぱりこの仕事が好きで続けていこうと思った。

他者の経験を聴いて感じたこと、気付いたこと

・患者様の背景を十分に把握していないことで関わりが浅く、後悔が残った経験を聞いて、個別性の重要性を実感した。 
・「○○していたら、○○できていたのに」という内容が多く、皆同じように感じているのだと思った。
・患者様のためにどうしたいのか、どう関わりたいのか、患者様に向きあうことの大切さを実感した。
・医療者として目指す方向は同じであること。そうであるからチームワークが成り立つ。常に患者様の目線でいたい。心配りが大事。
・とても共感できた。自分の語りではないのに、自分のことのように思い描けた。経験を積んだ先輩看護師でも、不安やこれで良いのか、思い悩むことがあるのだと。
・経験した内容は違っていても、共通して「患者様を理解したい」、「患者様の思いを大切にしたい」という思いは同じ。
・患者様に不安を与えない行動をする。患者様は、常に私たちを見ている。
・もっと多くの人に自分の意見を伝え、一患者様について話し合う場を持ちたい。
・自分にできる事を全力で行いたい。背景を感じ取り、精一杯やり遂げたい。
・患者様にとってベストな声掛けを問いながら、言葉を発したい。
・ひとりひとりの患者様に寄り添い、その人らしい人生が送れるよう支えていく。
・自分の感情を素直に表現していきたい。
・感謝と笑顔を忘れずに、感性も磨いていきたい。

このように、「心温まる看護」とは何かについて実感できる研修となりました。
「自分の体験を他者に語る」、「他者の体験を聴く」中で看護の相互作用を感じ取れます。
看護の振り返りは、私たちに課題を与えてくれます。
そして、私たちは、常に成長していかなければ、生きた看護になりません。
人のために何かをすることで看護の喜びにも繋がります。
看護実践の場で、今後も患者様への寄り添い方を学んでいきます。

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