令和3年を迎えて~コロナ禍の中で~

看護部

新年明けましておめでとうございます。

一年前の今頃は、まさか世の中が新型コロナウイルス一色になるなんて想像もしていませんでした。クルーズ船の乗客から新型コロナウイルス感染者が出たことをマスコミが取り上げはじめてから、「何だか怪しくなってきたな」と思い始めていましたが、関東と関西は離れているしSARS・MERSの時も大きな影響はなかったし・・・。という想いもありました。

しかし、新型コロナウイルスは許してはくれませんでした。その結果、昨年は新型コロナウイルスの情報に右往左往しつつ、院内全体で協力しながら感染対策を行ってきました。そして、今年も感染対策を継続していかなければならない状況が続いています。

昨年末から日本全国で感染者数が増加傾向を辿っています。兵庫県も例外ではなく、感染者の増加が報告されています。今や、どこで感染するか?誰が感染しているか?なんてわかりません。周りの医療機関でも、入院患者様から感染者が・・・。職員から感染者が・・・。医療機関や福祉施設でのクラスターが発生・・・。の情報に、みどり病院でもいつそのような報告があがってくるか、はっきり言ってビクビクです。

当院では、透析を行っていますし、免疫抑制剤を使用されている患者様も多くいらっしゃいます。感染者が発生するとクラスターになる可能性は大です。院内侵入を防ぐべく、全職員で玄関でのトリアージ・面会禁止・発熱外来・手指消毒の徹底・環境整備・行動の自粛等継続しています。幸いにも今年は、インフルエンザが流行していませんので、そこだけは救いです。

みどり病院のような中規模の民間病院ができることは、新型コロナウイルス感染者を受け入れておられる病院からの転院依頼は速やかに受け入れる体制をとること。連携です。そして、病院理念“地域の人々が健やかに安心して暮らせる医療環境づくりに貢献します”にもあるように、地域の方々の通常診療を行い、地域の方々に適切な医療を安全に提供していかなければなりません。通常であればスムーズに行えていた事も、コロナ禍での面会禁止による高齢者のせん妄・認知症の進行、ご家族との行き違い、退院調整の遅れ等、弊害も出ています。可能な限り安全に治療・療養していただき、スムーズに退院できるよう努めています。

最近では、医療崩壊・壊滅も叫ばれ通常診療にも影響が出始め、医療現場の危機感が増幅しています。神戸市も例外ではなく病床が逼迫しています。その中、関東1都3県で緊急事態宣言が出されました。そして、7府県が追加されました。医療従事者としては、この第3波を乗り切り、少しでも医療崩壊を食い止めることが出来ればと切に願います。そのためには、みんな一人一人が密を避け、自分の行動に責任を持ち、健康に過ごすことです。まだまだ我慢の日々が続きますが、穏やかな日常を早く取り戻せますように。

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