冬に流行する感染症-インフルエンザ-

看護部/外来

寒い日が続いていますが、皆さん体調を崩したりしていませんか?
ニュースでも話題の通り、当院でも年明けからインフルエンザと診断される患者様が増えています。
そこで今回はインフルエンザについてご紹介します。

まず予防について。インフルエンザにならないために、どのような予防策を取ったらいいのでしょう?

→①流行前のワクチン接種。インフルエンザの発症する可能性を低くしたり、発症した際の重症化を防止します。
②外出時のマスク着用
③外出後の手洗い、アルコールでの手指消毒
(手指についたインフルエンザウイルスを洗い流す。外出先の手摺りやテーブルなどウイルスがついているかもしれません)
④適切な湿度。乾燥は気道粘膜の防御機能が低下します。室内を50-60%の湿度に保ち、うがいをすることも重要です。
⑤十分な休養と栄養のある食事の摂取
⑥人混みを避ける。

インフルエンザはあまりにも有名な感染症ですが、その症状はどのようなものでしょうか?また流行の時期は?

→一般的に38℃以上の急激な発熱と頭痛、筋肉痛、関節痛、全身の倦怠感が主な症状です。
しかし、咳や鼻水、のどの痛みなどが伴う事もあります。
熱も高熱が出ないこともあるので注意が必要です。
流行時期は12月~3月と言われていますが、近年は4~5月頃まで流行が続き、学級閉鎖になっている学校があるなんてことも耳にすることもあるので油断できません。

インフルエンザに何故かかるのでしょう?

→主な感染経路は飛沫感染です。
インフルエンザ罹患者がくしゃみや咳の際に口から発生する水滴を浴びるために感染します。
なので、インフルエンザが疑わしいかたの正面に立って飛沫を浴びないよう注意が必要です。
また、感染したかな?と思ったら他の人にうつさないようマスクを着用しマナーを守りましょう。

インフルエンザかな?と思ったら…。当院に受診したらどのような流れで診察、検査をされるの?

→①まず、看護師が問診を聞かせてもらい、その時点でインフルエンザが疑わしい場合は、待合ロビーから少し離れた救急外来前に移動してもらいます。これは他の患者様への感染の拡大を危惧して移動していただきますのでご了承ください。また、マスクを着用していない方にはマスクを購入して着用していただきますのでこちらもご理解下さい。
②診察の前に、迅速インフルエンザキットを使用し、先に検査させて頂きます。検査は細い綿棒を鼻の奥に入れ、鼻腔の粘膜をこすり取り、それを試薬につけたのち判定します。この検査でインフルエンザA型かB型か陰性かを判定し、その後診察となります。
※ここで注意が必要なのは、症状が出現してから12時間~24時間が経過していないと検査をしても適正なインフルエンザの反応が出ないと言われています。
発症してから12時間以内で検査した場合、陰性や偽陽性となることもあります。しかし問診等でインフルエンザの疑いが濃厚な場合は予防的に治療薬を処方されることもあります。

インフルエンザにもしかかったらどのようにしたらいいの?

→①インフルエンザ治療薬を処方してもらいましょう。
現在インフルエンザの治療薬は様々で、内服だけでなく吸入薬、点滴等ありますが、処方は医師の指示に従って用法、用量を守って使用して下さい。
インフルエンザ治療薬は発症してから48時間以内に治療を始めると発熱期間は1-2日間に短縮され、鼻やのどからのウイルスの排出量も減少させます。
治療開始時期もポイントになります。
②十分な休養
③十分な水分摂取
④マスクの着用
⑤不要な外出を控える

今年はインフルエンザウイルスの感染が拡大していますので、特に注意が必要です。
日頃から予防のため、外出の際は必ずマスクの着用をして、外出から帰ったらこの季節に関わらず手洗いうがいを習慣づけましょう。
健康的な規則正しい生活を心がけて、インフルエンザにかからないようにしたいものですね。

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