看護師として、母として~仕事と家庭の相乗効果で「良いとこどり」のワークライフバランス

看護部/外来

こんにちは、外来で働く看護師Yです。
今回は私事ではありますが、私自身の働き方について語らせて頂きたいと思います。

私は結婚してから看護師になりました。看護資格をとってすぐに一人目の子供を授かったので大きな病院などで基礎教育から専門看護までをしっかり学ぶ機会を逃してしまいました。
その為、出産後は元の病院に戻るべきだったのですが、果たしてそれが子供にとって良いことなのかを自問自答しました。何故なら卒業1年目からはしっかりと教育が組まれ、当然帰宅してからも沢山勉強をしなくてはいけないからです。そんな状況で家事だけ無く、きちんと子供と向き合えるのかと考えたからです。

看護師としてのキャリアはもちろん大事ですが、やはり子供が小さいうちは子育て中心で生きていこうと決心し、パートで少しずつ仕事を覚えていくというスタイルにしました。
そうして3年後に2人目を授かり、今度は2人目を預けることができる保育所があり、またすでに他の保育所に通う1人目の子供の保育所の送り迎えがしやすい条件に見合う別の病院に移る事にしました。
そして選んだのが、今勤務している「みどり病院」です。

みどり病院は心臓弁膜症治療を中心に、循環器内科・消化器・膠原病など様々な疾患の患者さんを受け入れる急性期の病院で、日々様々な検査・処置・治療があり刺激の多い職場でした。日々学びがあり「もっと学んで、もっと成長したい」という気持ちが徐々に膨らみ仕事に傾倒するようになりました。そのため、帰宅してからも仕事により活かせるように、また自己研鑽のためにも勉強する必要性がありました。

ここで、問題となってくるのが、いつ勉強するのか?です。
それも、あくまでも家事や子育てに影響しない形であることが重要です。
仕事が終われば子供の送り迎え、食事作り、その後は子供と一緒に遊んだり、次の日の準備、宿題を見てお風呂に入って一緒に寝る。本当に朝晩、帰宅してからもバタバタした生活を送っていました。習い事のある日は尚更です。
必然的に他の家事は朝にすることになるので更に早起きして勉強をするという形になりました。それでも時間が足りず一日勉強出来る日があればなぁとよく考えていました。

また仕事が楽しくて勤務時間も長くする事を考えましたが、これ以上増やすと体力が持たない、子供に関わる時間が減るなど良いことは一つもないのに同じ考えが堂々巡りし、悶々とした気持ちが募っていきました。
それに気付いた私は仕事も子供も大事だけど、自分の人生に本当に必要なものは何かを考える事にしたのです。つまり何か一つに夢中になるのではなく、色々な事に目を向けバランスを取って生きられないかと。

その頃には2人の子供も小学生になっており、少しずつ手が離れるようになったので、平日は子供たちが自分のことは自分で出来るように環境を整えました。また「働かざる者食うべからず」を理由に(笑)家事を手伝ってもらいお小遣い稼ぎの一つとしました。そうすることで平日にも自分の時間を確保し、自分の調べものをしたり必要最低限の勉強は出来るようになりました。
そして休みの日は子供と一緒に勉強したり、自分の趣味の洋画を見たり、海山キャンプなど一緒に沢山遊ぶことが出来るようにしました。大事なのは自分の好きなことを「子供と一緒に楽しむ」ことです(笑)。
写真に写っているのは、趣味の本と子供たちが普段遊んでいるおもちゃの注射器と聴診器です。

皆さんはワークライフバランスという言葉を聞いたことがありますか?一般的にワークライフバランスとは生活と仕事を調和させる事で得られる「相乗効果」「好循環」を意味していると言われています。生活と仕事のどちらかを犠牲にするものではありません。
ただこれは政府が少子化対策として始めた事で受け身な制度、考え方のような気はしますが、そのおかげで自分の人生を選択できるようになっておりとても有難く思っています。みどり病院も子供の都合で気兼ねなくお休みが頂け、自分の望むライフスタイルに合わせ勤務の形も自由に対応してくれます。
これからも子供の成長、親の介護など様々なライフイベントが待ち受けています。自分の中で何を軸に生きていくのか、これからも試行錯誤しながらバランスのとれた人生を送れるよう頑張りたいと思います。

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