食品交換表に基づいたレシピ

栄養科

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糖尿病の治療には食事・運動・薬が3本柱と言われています。
さて今回は食事療養を始めるときの教科書のようなものとして出版されている「糖尿病食事療法のための食品交換表」について
簡単に説明したいと思います。
第1版が発行されたのは約50年前の昭和40年9月らしいです。
平成14年に10年余りぶりに改定されて、最新のものは第7版です。
この食品交換表の作成の方針は
① 簡単で使いやすい
② いろいろな食習慣、環境の人が使える
③ 外食する時にも役立つ
④ 新しい食事の原則を理解するのに役立つ
らしいです。

その方針を意識しながら読んでいくと、確かにバランスよく、カロリー計算をしながら食べるのに役に立つと思います。
また最後のほうには代表的な外食のカロリーや炭水化物、野菜の量がわかるようになっています。
さらに塩分が多い食品、コレステロールが多い食品、食物繊維が多い食品などもわかりやすく説明してあります。
イラストもたくさん使われており、眺めているだけでもだいたいの分量の感覚が身につきます。
また、食事療養の内容だけでなく、糖尿病とは、糖尿病治療の目標など糖尿病の基本が書いてあります。
食品交換表を見たい、購入したいときは本屋さんへ。
レシピ本などが置いてあるところではなく、栄養学のエリアにおいてあるのをよくみます。

糖尿病食事療法のための食品交換表 第7版 
編・著者 一般社団法人 日本糖尿病学会
発行所 株式会社 文光堂
定価 900円+税
で店員さんに聞くと早いかもしれません。

もし、食品交換表を使って、食事療法をされる場合は、本の内容がとても実践的なので、管理栄養士などの説明を聞いてから使い始めた方が理解しやすいと思います。
血糖値が高めと言われたら、一度は読んでおくといいのではないでしょうか。

しかし、1食ずつ計算をして食べるのは面倒だ!!という方は本屋さんにいくと食品交換表に基づいて計算をされたカラフルなレシピ本がたくさん出ています。
もうすでに計算されているものを組み合わせて献立を決めるのも1つの手段だと思います。
また、当院の外来にも糖尿病交換表に基づいて計算したレシピをおいています。
この投稿の中では食品交換表の具体的な使い方を説明していないので、わかりにくい部分があるかもしれませんが、レシピの中には下記のような内容を入れています。
1日1600kcal(20単位)炭水化物60%の場合
① 表の区分
② それぞれの表から何単位とっているか
③ 1人分のカロリー、塩分
④ 管理栄養士からの一言コメント
⑤ 材料(約4人分)
⑥ 作り方

管理栄養士が作って、写真を撮って計算をして、定期的に更新しています。
これを食べるとこんな感じのバランスになるのか、これくらいのカロリーかなど、ちょっとした参考にして頂ければと思いながら作り始め、今では約60種のレシピが出来ました。
最新のものは持ち帰れるように医事科の横においています。
同時に外来ホール・2階・3階のディルームにバックナンバーをファイルに閉じています。
当院にお越しの際はご覧くださいね。
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