少人数の院内勉強会

栄養科

すっかり暖かくなり、お出かけ日和ですね。
この時期は勉強会も多く開催されます。
勉強会には色々な種類があります。
院外であるもの、院内であるものなど。
この時期は週に1回以上はどこかで開催されています。
院外で行われているものは、三宮や大阪、京都で開催されている勉強会に参加することが多いです。
新しいことや、他施設で取り組んでいることなどを知ることができ、他施設の方との交流が持てて刺激を受けます。
一方で、院内でもたくさんの勉強会が開催されています。
院内で行われる勉強会のいいところは会場までの移動距離がないとこです。
仕事が終わってそのままの格好で会議室に行けば、勉強会に参加できる手軽さがあります。
院内での勉強会のテーマは様々ありますが、各部署が一緒に勉強します。

そんな中、栄養科も院内で当部署に特化した勉強会を外部の方にしてもらいたいな。
でも、院内に管理栄養士が2名しかおらず、外部から講師を招くことも難しいしと思っていました。
ところが「某企業から参加者2名でも勉強会しますよ。」と声をかけてもらいました。
はじめは「2名ですよ!!本当にいいんですか?」とわざわざ来てもらうことに躊躇していましたが、大丈夫ですと返事をもらい少数で開催することになりました。
そこで、2名を活かしたスタイルにしようと講師の方とメールのやりとりを行いました。
勉強会の形式を
①講師と距離の近い
②テーマごとに質問を挟む
③アットホームに
この3つを意識して内容を決めていくことにしました。

 
第1回目のテーマを『経管栄養のキットについて』にしました。
経管栄養のキットは接することも多く、基本的な知識になりますが、知識のおさらいの意味も含めて選びました。
内容は胃の中に何を入れるか、どんな栄養が含まれているのかと管理栄養士として日々、意識している内容に加えて、栄養が通るチューブや挿入口がどうなっているかと、再認識しました。
形式は最初に打ち合わせしたように、講義の合間に疑問に思ったことはすぐ質問をするという流れにし、質問したところからつながりのある話題に脱線したりしながら進みました。
当初、1時間の予定でしたがあっという間に2時間が過ぎ、まだまだ話はしたかったですが、楽しいという余韻を残しながらお開きにしました。

次回もこのような形で日常の知識を整理する、疑問に思っていることを解決する+αの面白さのある勉強会が出来たらと思いました。

余談
入院中の患者様で、食事は余り食べないが、炭酸飲料をよく飲む方がいました。
栄養補給目的で作られている栄養補助食品で炭酸の入った商品があればいいのに~!
と栄養科の中で、冗談半分に話していました。
そして、ちょうど、今回の勉強会で他施設の栄養補助食品のアレンジの方法についての話しになりました。そこで、栄養補助食品に炭酸水を混ぜてみようとしているところがあるという話題になりました。
「これは!!あったらいいのに」を現実のものにしようとしていると刺激を受けて、当院でも、早速、次の日に院内にある栄養補助食品に炭酸水を混ぜて試食してみました。
栄養補助食品は高カロリーのものが多いため、喉の辺りになんとも言えない重い感じが残るのですが、炭酸水を混ぜると炭酸のシュワとした感じは強くないですが爽やかな乳酸菌飲料のような味になり、普段飲んでいるジュースに近くなりました。
ただ、難点は少量で高カロリーを取れるように作られている栄養補助食品に同量(1:1)の炭酸水を混ぜたので、量が倍になってしまいました。栄養補助食品は食事の量が減ってしまい、栄養補充が足りない方に使うことが多いので、食べないといけない量が多くなると栄養補助食品の利点が減ってしまいます。
今回のプチ実験では、味は合格でしたが、量などの問題はもう少し改良が必要だと思います。
「あったらいいのに~」と思って、日常の雑談をしているだけでしたが、今回の勉強会が後押しをしてくれて、試食までたどりつけました。
後日談の付加のついたおもしろい体験になりました。

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