造影剤と検査と薬剤師

薬剤科

20151221_pharmacy_01
せきどめ、解熱剤、痛み止め等々、皆さんにとって身近な薬は飲んだり貼ったりするものだと思います。
医薬品のなかにはからだの中を見るための薬、造影剤なるものがあります。
今回は普段見えないものを、見えるようにするお薬についてです。

上の写真は、造影剤を使って心臓の冠動脈という血管のシルエットを浮き出たせたものです。
この検査でもちろん手術のように胸を開けて見ているわけではなく、腕や足の血管から心臓までカテーテルを進めて、心臓の血管が狭くなっていないかどうか検査しています。
皆さんは自分のからだの中を見たことがあるでしょうか?
レントゲン写真ならお馴染みですかね。
しかし自分の血管の太さや形を見たことのある方はなかなかいないのではないでしょうか?

造影剤とはその名の通り、体に影を作り出して、からだの外からは見えないものを見えるようにします。
体に入った造影剤は何をするんでしょう?
答えは体の中ではなにもしません。
ただ体の中に入っておしっこと一緒に出ていくだけです。
そういう風に作られているのです。
一回の検査で何種類かの薬を使うのですが、糖尿病の薬のなかには飲んでいると造影剤が使えなくなる薬があります。
もちろんお医者さんも看護師もきちんとチェックしていますが、チェックしなければならない薬の名前や成分を一つ一つ覚えるのはなかなか大変です。
そんな時の情報提供がみどり病院薬剤科のお仕事です。

検査で使われる薬や造影剤と、今患者さんが服用している薬の組み合わせをチェックするとともに、気を付ける薬の一覧表などを作成して病棟やCT室に貼っています。
薬の使われるすべての現場で事故を未然に防ぎ、安心・安全を見えないところから提供する役割を担っているのがみどり病院薬剤科です。

メニュー