胸部レントゲンの疑問

放射線科

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胸のレントゲン写真で何がわかるの?

胸部にある臓器(肺・心臓・大血管など)、つまり呼吸器と循環器に異常がないかを調べる検査です。
レントゲン写真は肺や筋肉などX線が透過しやすい場所は黒っぽく写り、骨などのX線が透過しにくい場所は白っぽく写ります。
これらの特性を利用して、病気の特定が可能となります。
具体例として、
肺 … 肺結核、肺炎、肺気腫、気胸、胸水 など
心臓…心臓弁膜症、拡張型心筋症や心筋梗塞など、心臓が拡大する病気を見つけるきっかけとなります。

撮影時の服装

胸のレントゲン撮影では、以下のものがNGとなります。
●ボタン
●ファスナーなどの金属
●プリントや刺繍、ストーンなど凹凸のあるもの
●ブラ、ブラトップ(パットが映るため)
●湿布、エレキバンなど貼り薬(心臓のニトロパッチ、ニトロダームは大丈夫です。)
●ネックレス
●レース
など。
よって、女性の方は下着を外しても透けない黒色の無地のTシャツがおすすめです。

なぜ息止めをするの?

通常の呼吸では肺全体に空気が入っていません。
そのため、意識的に深呼吸を行って肺全体に空気を入れ、部分的に空気が入っていない場所がないかなどを見て病気の特定を行います。
レントゲンは「レントゲン写真」というように、X線を使った写真です。
なので、デジカメなどと同様に、レントゲンにもシャッタースピードのような概念があります。
よって、カメラでいう手ブレのように、レントゲン写真では呼吸で胸やお腹が動くと写真がブレてしまう為、息を止めて撮影を行います。
ちなみに、レントゲン撮影に使われるX線は、放射性物質を用いず電気を使って発生させた電磁波なので、吸い込んだりする心配はありません。

レントゲン撮影に関して不安に思うこと・わからないことなどがありましたら、分かりやすく説明することを心がけておりますので、私たち診療放射線技師にお気軽にお尋ねください。

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