レントゲン撮影装置が新しくなりました!〜フラットパネルディテクタの導入〜

放射線科

医療ドラマなどでレントゲンフィルムを光にかざし、医師が診察をおこなっている様子をよく目にしますが、現在はレントゲン撮影の主流はフィルムからデジタルへと移行しており、当院では2002年12月から一般撮影装置(レントゲン装置)が放射線被ばくの低減について追求したデジタルへと移行しました。
放射線被ばくについて関心が高まる昨今ですが、2017年10月よりさらに放射線被ばくの低減について追求した性能と最新技術が搭載されたFPDという装置が導入されましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。

FPD(Flat Panel Detector:フラット パネル ディテクタ)とは?

生体を透過したX線をFPDで受け取り、X線を電気信号に変換することによってレントゲン写真(デジタル画像)を得る装置で、画素ひとつひとつで読み込むため、鮮鋭性や感度の高い画像を得ることが出来ます。

FPDの特徴

・被ばくの低減が可能!
FPDは従来のレントゲン撮影装置と比べ、X線照射量を最大約40~50%低減可能となり、またX線の感度が高いため、照射線量を減らしても十分な画像が得られます。

・撮影時間の短縮→待ち時間の短縮!
従来のレントゲン撮影装置では、撮影方向を変える度にカセッテと呼ばれる板を入れ変えなければならなかったのですが、FPDでは板を入れ変える必要性がなくなりました。
また、従来のレントゲン撮影装置と比べ撮影してから画像が見られるまでの時間も短くなったため、1人あたりにかかる撮影時間が全体で約25~30%も短縮されました。
そのため、待ち時間も短縮されました。

まとめ

今回FPDが導入されたことで、放射線被ばくの低減・撮影時間や待ち時間の短縮が実現されました。
また、カセッテと呼ばれる板を入れ変える必要性がなくなったため、患者さんへの身体的負担だけでなく、我々スタッフにとっても作業的負担が軽減され、腰への負担などスタッフの身体的負担も軽減されました!
これからも我々放射線科スタッフは、患者さんの皆様に安心して検査を受けて頂けるよう被ばく低減に努めたいと思います。

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