病院との連携~病床機能について~

地域連携室

みなさま、新年あけましておめでとうございます。
新年を迎え、新たな気分でお過ごしのことと思います。
まだまだ正月気分から抜け出せませんが、またいつもの日常が戻ってまいりました。

地域連携室では、地域の医療機関や様々な保健・福祉サービス機関との連携の窓口として、患者様に切れ目のない医療・看護・介護サービスが提供できるよう日々、支援・調整を行っています。
主な仕事は、その名の通り「連携」です。
連携には前方連携と後方連携とよばれるものがあります。
前方連携とは、患者様が医療機関に受診や入院する際に行う連携をいい、反対に、後方連携とは患者様が医療機関から受診先を変える場合や退院する際に行う連携をいいます。
医療機関との連携は欠かせないものであり、今回はその中でも病院と病院との結びつきについてお話ししたいと思います。

まず、病院についてですが、病院とは医師や歯科医師が疾病や疾患を持つ患者様に医療を提供する施設のことで、医療法の定義では、入院用ベッドが20床以上あるものを病院、19床以下のものを診療所としています。
ベッド数によって「病院」「診療所」と区分されますが、かといって「病院」ならばどこも同じというわけではありません。
救急車を受け入れて、手術やリハビリもできるというようなイメージがあるかもしれませんが、実際には、何でもできる病院はほとんどありません。
というのも、病院ごとに病床機能があり、「高度急性期」「急性期」「回復期」「慢性期」の4種類に分類されているからです。

【高度急性期】
急性期の患者様に対し、状態の早期安定化に向けて、診療密度が特に高い医療を提供する病床(主にICU、SCU、HCU)
【急性期】
高度急性期ほど高い診療密度ではないものの、不安定な病態からある程度安定した状態になるまでの治療を提供する病床(主に一般病棟)
【回復期】
急性期治療が終わって病態が安定した患者様に対し、リハビリを提供したりして、家に帰るための調整や訓練をする病床(主に地域包括ケア病棟、回復期リハビリテーション病棟)
【慢性期】
長期にわたって療養が必要な患者様が入院するための病床(療養病棟)

※病院によっては急性期と回復期や回復期と慢性期など、機能の違う病床を組み合わせて保有している病院(ケアミックス病院)もあります。

上記のようにそれぞれの病院が役割分担をすることで、患者様の疾患の状態に応じて良質かつ適切な医療が効率的に行われるようになっております。
みどり病院では、一般急性期を軸とし、H28年4月から地域包括ケア病床を導入していますので、治療を望まれる方はもちろん、リハビリをして在宅や施設へ帰られる方の退院支援・調整を行っております。
みどり病院への転院を希望される患者様は地域の病院から、私たち地域連携室までご連絡をお受けしています。
そして、退院支援の際には、患者様の病状や退院後の生活を考慮しながら地域にある病院の情報収集をし、より適切な病院へのご紹介等も行っておりますので、病院のことはもちろん何かお困りのことがあれば地域連携室へご相談いただけたらと思います。

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