新入職員インタビュー

暑い日が続いていますが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、我々リハビリテーション科には今年4月より1名の新人理学療法士が入職しました。
今年の3月に養成校を卒業したばかりで、入職当初は、新たな環境に慣れること、業務を覚えることに精一杯で、大きな体でリハビリ室を右往左往・・・。
入職して4ヶ月が過ぎ、担当する患者様も増え、先輩セラピスト達からのサポート、アドバイスを受けながら、試行錯誤の毎日を過ごしているようです。
今回のリハビリテーション科の記事では、そんな彼にインタビューをしてみたいと思います。

①なぜ理学療法士になろうと思ったのですか?

高校3年生の春に老人ホームに入所されている方々とふれあう機会があり、あるおばあさんから「リハビリを頑張って孫と一緒に遊びたいの。」という話をしていただきました。
その時に自分もそのような方々の力になりたいと思い、理学療法士を志しました。

②理学療法士として実際に働き始めて感じたことを教えてください。

今年、国家試験に無事合格し、理学療法士として働くことができるようになりました。
入職してから、少しでも効果のある治療を患者様に提供したいという気持ちばかりが先行し、状態を評価し、治療プランを組み立て、どのような目標を目指すのかという筋道を立てることができず、自分自身の臨床能力・知識の足りない点や視野の狭さを先輩セラピストの方々に助けられてばかりの日々となっています。
しかし、その中でもみなさんのアドバイスを受け、改めてリハビリテーションが持つ可能性や奥深さを実感し、少しでも早く先輩方に追いつき、理学療法士として成長していきたいと考えています。

③みどり病院はどんな病院だと思いますか。

職員の方と患者様との距離が近く、多くの患者様がみどり病院に来てよかったとおっしゃっているのをよく耳にします。
それは、職員の方々一人ひとりが患者様に真摯に対応し、患者様の希望に対し、可能な限り対応しようとする姿勢があるからだと思います。
私たち新入職員にも先輩方が指導してくださり、専門的な知識はもちろんのこと、病院での業務、医療人としての振る舞いを学ぶことができる病院だと感じています。
それに加え、院内での勉強会も多く開催されており、医師の先生方が丁寧に教えて下さるため、さまざまな分野をより深く学ぶことができています。

④今後どのような理学療法士になりたいですか。

患者様を客観的に評価し、根拠のある理学療法を提供できる理学療法士になりたいです。
患者様が病院に入院されている期間だけのことではなく、退院後の生活を想定し、患者様が本当に必要としているものは何なのかを考えてリハビリを提供し、患者様や病院スタッフの方々からも信頼される理学療法士になりたいです。
そのために、先輩方から指導をいただきながら目標に向かって日々成長していきたいと思います。

以上、今回は新人理学療法士さんのインタビューを記事にしてみました。
これからも我々リハビリ室のスタッフはもちろん、他部署のスタッフの方々のサポート、アドバイスを受けながら、日々精進し、「あなたの“自分でできる”を応援します!」をモットーに本人の目標に向かって一歩ずつ成長していって欲しいと思います。