ホームヘルパーの実際の仕事

ホープ/希の丘

20160318_visitingcare-hope_01
私達、枝吉ヘルパーステーション ホープは日頃から地域のいろんな方々にご利用頂いていますが、今回はそんなご利用者様の一人、Aさんをご紹介します。

笑顔が素敵な一人暮らしのAさん

2年ほど前に奥様を亡くされたAさん。
子どもさんはおられず、現在はお一人暮らしです。
仲の良いご夫婦だったようで、よく二人で外出したとの事。
奥様がご病気になるまで、何もかもしてもらっていたので、最初は家の事がさっぱり分からなかったそうです。
そういう男性の方は多いですね。

生活援助には、調理・掃除・買い物援助・洗濯・ゴミ捨てなどがあります。
身体援助には、入浴介助・移動移乗介助・歩行介助・おむつ交換・清拭・食事介助などがあります。
Aさん宅では、調理または買い物援助、残った時間で掃除援助をします。

私達は利用者様のお宅に入る時、元気に明るい笑顔で挨拶することを心がけています。
「こんにちは~」
お顔を見ながら、お話の中に体調を伺える内容を盛り込みながら、体調の変化はないか~転倒などはしていないか~食欲はどうか~などを確認していきます。
前回訪問したヘルパーが行ったサービスは、利用確認書を見て確認します。
申し送り、献立などが記載されていますので・・・
夕食はお弁当を毎日、配達してもらっているので、昼食3日分くらいの調理をします。
メニューが重ならないようにお弁当のメニュー表も確認します。

冷蔵庫の中の材料の確認と前回調理した物が残っていないかを確認し、腐ったものがあれば、お声掛けをさせて頂き、了承を得てから処分します。

Aさんは、奥様に全てをしてもらっていたので、料理の名前も知らないし、その料理にどんな材料を使えばよいかが分からず、ヘルパーがメニューを提案しながら相談し、作るものを決めています。
サービス中、台所に来てイスに座ってもらい、会話をしながら調理をしていきます。
今までの人生や戦争のお話、デイサービスでの事などいろいろなお話をお聞きしています。
ヘルパーは利用者様のお話を傾聴し、共感するように心がけています。
ヘルパー研修で学んだこと、接遇とマナーを頭に置きながら、サービスを実施していきます。
ヘルパーは、時間内に終わるようにサービス内容を組み立て、サービスを順序良く行っていきます。
終了時には、ガスの元栓を閉めたか、片付け忘れたものなどがないか等の確認を必ず行います。

週1回、デイサービスに行って、機能訓練をしておられるAさん。
デイサービスでは、女性が多く、恥ずかしくて利用者とおしゃべりするという事が出来ていないそうです。
外出は、デイサービスと毎朝の散歩くらいとの事です。
その他は、家の中で、テレビを観たりして過ごされていて、「退屈でしょがない」と話されるので、週2回のヘルパーの訪問は楽しみに待って下さっています。
ヘルパーの訪問時は、笑顔がみられ、たくさんお話をして下さいます。
サービスの最後に、実施したサービス内容を利用確認書に記入し、確認して頂き、印鑑を頂きます。
「では、終わったので、失礼しますね。」というと、ちらっと寂しい表情をされます。
一人暮らしの方はやはり寂しい思い、不安な思いをして暮らしておられます。
私達が訪問することにより、その寂しさを少しでも軽減することができ、元気を出して生きようと思って貰えたらと思っています。

‘Aさんらしく’無理はしないで、ささやかでもよいので、楽しみを持って毎日を元気で楽しく過ごしていってもらいたいです。私達ヘルパーが、そのお手伝いを少しでも出来ればいいかなと思います。

メニュー