育児休暇から復帰して約半年~ママナースの不安がやる気に変わった訳~

はやいもので私が育児休暇から戻ってきて約半年が経ちました。
予想はしていたものの、育児と仕事の両立は本当に大変だと実感しています。
子供の成長に一喜一憂して悩んだり、自宅・職場で時間に追われて疲れているときに患者さんの一言でほっとして、まだまだ頑張ろうと力がわいたり、毎日がめまぐるしく過ぎていきます。
1ヶ月が2週間くらいに感じます。

3階病棟は膠原病、消化器・整形外科・内・外科疾患が主です。
そして手術や化学療法、透析、糖尿病教育入院、リハビリ段階の患者さんを幅広く看させていただいています。
内視鏡を用いた検査・治療も毎日のように行われています。

病棟看護師として復帰する前は、
「子供と仕事どちらかがおろそかにならないだろうか?」、「たくさんの情報をちゃんと把握しつつ、業務を円滑に行えるのか?」、「知らないこともまだ出てくる中で自己学習もしていけるのか?」などの不安を感じていましたが、復帰して色々な方に助けてもらえる中で今は安心して日々の仕事をできています。

みどり病院には、徒歩4分程の所に保育園があります。
病院職員の中には、業務を調整して保育園行事を見に行っている人もいるようです。
職場から近いので安心感があり、送迎時間でのタイムロスも少なく済んでいます。
病棟業務でも、退勤時間を考慮して業務の割り振りをしてもらっています。
病棟では毎週木曜に消化器カンファレンスが開かれ、医師による解説付きでレントゲン・CT・エコー等を読む力をつけさせてもらっています。

最近、外科のDrから「○○さんの今後の方針、どうするのがいいと思う?キミだったらどうしたい?」とよく問いかけられます。
治療の方針は患者さん・家族と医師間で決まりますが、3Fでは医師と看護師間での意見交換の機会も多く、情報共有や意思疎通がスムーズです。
それによって患者と医師の間に入って橋渡し的役割も多くでき、それが患者さんの安心・信頼につながると思っています。
そして自分のやりがいにも繋がっています。

復帰後は久々の電子カルテの操作に戸惑う部分もありましたが、さわるとすぐに思い出すことができました。
業務を円滑に行う面では、勤務時間が短い分やりくりが必要でしたが(今もやりくり中)病棟の皆さんの協力を得て、ようやく調子をつかみはじめたところです。
4月から新しいスタッフも増えて一緒に仕事をする中で、久しぶりに介助につく検査・処置があると、部分的に忘れていることもあって「指導・補助に入るなら自分が事前に十分把握していないと!」とあせる事もあります。
そのために、子供を寝かしつけた後などスキマ時間をみつけてはマニュアル片手に看護業務の復習・シュミレーションをするようにしています。

あれやこれやでいつも走り回っている気がしますが、仕事では身になることが多いですし、ママさん職員同士の情報交換も楽しいもので頑張ろうと思えています。