最近では久しぶりに友人に会うと、専ら健康・検診についての話題が多くなり、「この前は○○の健診を受けてきたよ」などと報告会になりつつあります。
先日も友人に会った時のこと、その友人は、定期的に検診を受けており、数年前には初期の乳ガンがみつかって、幸いにも早期治療のため、今ではすっかり元通りの生活(保育士の仕事もバリバリこなしております!)を取り戻すことができました。
健診の大切さを、本人も、そして周りの私たち友人も痛感した出来事でした。
そんな友人ですが、実はなかなか受けることのできない検診があると言うのです。
それは「大腸カメラ」です。
確かに、腸を空っぽにするために飲むカメラ前の下剤は大変苦痛だったという人もいます。
痛みはあるのか?どれくらいの時間で終わるのか?羞恥心もないとは言えませんし…
「今年こそは受けようと思っている。」という言葉をここ数年聞きているような気がしますが、今は評判の良い病院(クリニック)はどこか、情報収集に励んでいる様です。
「カゼをひいたので診てもらおう。」と思った時は病院探しからするということはほとんどありません。
かかりつけの病院へいかれる方、近所のクリニックへ行かれる方、迷わず行かれる方が大半ではないかと思います。
しかし、逆に、友人のように、健診なので「今症状があって何とかして欲しい」という訳でもなく、でも未知の世界だからできれば「上手」なところがいい…。もしくは、診断や治療が難しく、高度な手術等が必要となれば、「どこがいいだろう。」と一生懸命に病院探しをする人はとても多いのではないでしょうか。
インターネットをはじめ、情報に溢れた現代、クリック一つで日本中の病院の情報を手に入れることができます。
私や友人だけではなく、健康や病気に対しての人々の関心も高まっています。実際の病院や手術の現場などを放送するテレビ番組もよく観ます。
筋書きではすっかりお馴染みですが、
『「どこに行っても病名が分からず、困り果てていたAさん。○○に名医が居ると聞き、藁にもすがる思いで△△病院へやってきました。」と、ここでドクターX登場!!
すっかり回復(治療法が見つかりホッと)するAさん。』
という場面があります。
実はコレ、みどり病院でも見かける光景なのです。
みどり病院のドクターXは、心臓弁膜症センターの岡田先生です。
最近ではコマーシャルや、嵐の二宮和也さん主演ドラマ「ブラックペアン」でも知られる、「心臓弁膜症」の手術、みどり病院でも行なっているのです。
ドラマでは大学病院の名医・佐伯教授や二宮さん演じる渡海医師が、それはそれは見事なオペを行なっていた、それです。
心臓弁膜症の手術は大きく二つに分ける事ができるのですが、それは『置換術』と『形成術』と言います。
その名の通り、置換術は自己の弁を別の物(人工物)に置き換える手術で、形成術は自己の弁自体を修復する手術です。もちろん自分の弁をそのまま使う方が回復も予後もよく、形成術の方が患者さんにとっては良い術式と言えます。
(この話は、岡田先生にインタビューをして病院の広報誌「みどりの風vol.29」に特集で掲載しております是非、ご覧ください)
しかし、同じ患者を診たとしても心臓血管外科医全てが形成術を行えるというわけではありません。
経験も必要ですし、患者を含めた背景(ご家族や、その患者さんの生活全般)を含め、チームで医療を行なわなければなりません。
もちろん患者さんは、より良い医療が受けたいと思っています。
そして一生懸命調べます。
そんな患者さんが、島根や宮崎など日本各地からやってきてくれるのです。
『みどり病院のドクターX』をめがけて。
インタビューで岡田先生のお話を直に聞きながら、技術はもちろんのことですが、患者さんにとってベストな状態を常に考え、寄り添おうとしている気持ちも患者さんを引き寄せているのではないかなぁと感じました。
テレビに出てくるドクターXも、とても気さくな、温かみのある先生が多いですよね。
そうしてドクターXの元に来られた患者さんが笑顔で退院されること、定期健診に元気に通ってくれる患者さんに会うことが、私の楽しみの一つになっています。
ご自身の生活を取り戻し、活き活きとされた患者さんと何年もお会いできることを願いつつ、みどり病院って本当にスゴイんだなぁと思う今日この頃です。
皆さんも、万が一いつもと違う体調に違和感を感じられた時は、みどり病院のドクターXこと岡田先生の診察を是非受けてみてください。