去年の4月に2階病棟から3階病棟に異動になりほとんど未経験の消化器、まったく経験のない整形外科に関わって1年半ほど経ちました。
長年循環器ばかりで過ごしてきたので、看護師歴が長いわりには広い分野での知識が乏しくまだまだ知らないことが多いなぁと痛感した1年半でした。
2階病棟では、なかなか交流がなかった消化器の先生への苦手意識が強く、初めの頃は、わからないことだらけでも聞くこともできずにいました。
でも実は、消化器の先生たちはとても優しく、親切で面白く、今では色々教えてもらったり楽しく仕事をさせてもらえるようになり、少しずつわかることも増えてきました。
看護に関しては、循環器も消化器も整形外科も、基本的なところは変わらないのかなと思いますが、観察点や注意するところは、だいぶ違うなぁと気付かされることは時々あります。
循環器で心不全の患者さんだと、点滴のINをしぼったりすることが多いところですが、消化器外科の術後のメイン点滴は100ml/Hで点滴したりと循環器時代のことを思うと少しドキドキすることもありました。
整形外科の術後では抗生剤点の頻度が6時間毎だったりとこれも初体験で新鮮でした。
今までの習慣と違うことでドキドキしてみたり、なるほどなぁと思ってみたり…
まったく未経験で毎回とてもドキドキするのが、透視下での処置の介助です。
何度か介助につきましたが、まだまだ慣れずあたふた冷や汗をかきながら、介助しています。
まだまだわからないこともたくさんありますし、いまだに初めてなこともあります。
看護師歴も1●年とベテランな域になってきましたが、新たな分野での未知な経験など新鮮で楽しい毎日を過ごして、ひとつのことを長く継続するのもいいけど、新しいことを勉強するのもいいことだなぁと思いながら日々仕事をしています。