久しぶりに患者として他の病院に行きました。
と言うのも…例えば体調を崩して薬の処方を受けたい時は、こちらの先生にお願いをして薬を出していただくので、特別な事情がない限り他院で受診をする必要はありません。
今回はみどり病院では行っていない科の受診のため、一患者として他院での診察でした。
今回その病院は初めての受診だったので初診受付窓口に向かうと、受付カウンターから少し手前に『一列に並んでお待ち下さい』との案内板があり、その隣に椅子が横一列に並んでいました。
案内板の位置が微妙で、椅子に座って待つのか…それとも案内板の前に立ったまま待つのか…少々戸惑いながら待っていると、順番が来て呼んでくれました。
手続きが終わり、簡単な説明を受けて受診科の窓口に向かいます。
そこでは問診票を記入し提出。そこで気をつけていたものの、記入漏れの指摘を受けます。
普段は患者さんに書いていただいた問診票の内容を確認する側です。
これが意外と手間になるので、ついつい“きっちり書いてよ”と思ってしまう時もありますが、今の自分がまさにその立場…。
申し訳なく思いながら問診票の記入と看護師さんからの問診を済ませて、診察に呼ばれるのを待ちます。
が…、待っていると暇だからなのか…気になるんですよ、職員さんのヒソヒソと話す声とか笑い声…。
自分たちも声の大きさ、内容等いろいろ気をつけるように注意していますが、ヒソヒソ声でも意外とけっこう気になります。
話題が何なのかわかりませんが、気にされる患者さんなら“自分のことを何か言われている”と思う方がいらっしゃるかも知れません。
自分もみどり病院で仕事する時はさらに気をつけよう…と思いながら待つこと1時間20分…。
当院でも患者様が『いつまで待たせるんや』と怒っているのを思い浮かべながら、怒りたくもなるわ…と納得。
結局、診察や検査やとすべてがおわったのは、お昼前…半日かかりとなりました。
今回久しぶりの受診による立場逆転で、いろいろ患者様の立ち位置を感じることができました。
この経験を今後の病院での自分の仕事に活かして行きたいと思います。