目の前の1人1人に真摯にひたむきに~リハビリテーション科 新人理学療法士 インタビュー~

リハビリテーション科には2019年4月より1名の新人理学療法士が入職しました。3月に養成校を卒業したばかりで、入職当初は、新たな環境に慣れること、業務を覚えることに精一杯に見えました。入職して半年が過ぎ、担当する患者さんも増え、先輩セラピスト達からのサポート、アドバイスを受けながら、試行錯誤の毎日を過ごしているようです。今回のリハビリテーション科の記事では、そんな新人理学療法士にインタビューをしてみたいと思います。

1. なぜ理学療法士になろうと思いましたか?

昔、両親へ自分の名前の由来を尋ねたことがあります。「人の役に立つことで未来へはばたけますように。」こんな願いが込められていると両親は教えてくれました。そのころから漠然と人の役に立つ仕事がしたい、人のために頑張れる人になりたいと思うようになりました。そんな中、中学2年生の時のトライやるウィークで理学療法士に出会い、理学療法士は立つ、歩くなどの生活の基本動作を訓練する職業であることを知りました。身体の不自由な方に対し生活の基本となる動作の訓練を行い、生活を支えることができる理学療法士に魅力を感じ、目指すようになりました。

2. 理学療法士として実際に働き始めて、何か感じたことはありますか?

1日1日があっという間に過ぎ、気づけば入職してから半年が過ぎました。半年が経ったと言っても、まだまだ分からないことも多く先輩方から助言をいただいてばかりの日々です。また、評価・治療技術、それに伴う知識、患者さんが退院するにあたっての目標を考える能力も不足していると感じます。日々の勉強を継続し、技術を向上させ、先輩方へのアドバイスをいただきながら、信頼される理学療法士になりたいと思っています。

3. みどり病院に入職してここがすごい!と思ったことはなんですか?

多職種との連携がとりやすいところです。他職種のスタッフとの敷居が低く、それぞれの専門分野についての質問などがしやすいことです。また、院内の勉強会が多いことも魅力のひとつだと思います。先生方が丁寧に教えてくださり、直接先生へ質問などもすることもでき、専門的な知識を身につけることが出来ます。さらに、丁寧な新人教育をしていただき、リハビリ業務に関することだけではなく、病院で勤務する上で必要な知識を一から教えていただいています。

4. 今後みどり病院での理学療法士としての将来像を教えてください。

患者さんの思いを汲み取り、多方面から患者さんを支えられる理学療法士になりたいと考えています。理学療法士として評価・治療技術を身につけ、効果のあるリハビリテーションを提供することはもちろんのこと、他職種のスタッフとコミュニケーションをとりながら、患者さんが少しでも安心して退院後の生活を過ごせるようなサポートができるようになりたいと思います。先輩方からご指導をしていただき、自身の目標としている理学療法士を目指し精進していきたいと思います。

以上、今回は新人理学療法士さんのインタビューを記事にしてみました。これからも我々リハビリ室のスタッフはもちろん、他部署のスタッフの方々のサポート、アドバイスを受けながら、日々精進し、「あなたの“自分でできる”を応援します!」をスローガンに、目標に向かって一歩ずつ成長していって欲しいと思います。