「寝ながら運動」ご紹介します〜毎日を笑顔で健康に過ごせるように〜

私がみどり病院に来てから早いものでもうすぐ2年になります。コロナ真最中で、働き方などいろいろ考えさせられる中で、医療の仕事にかかわりたいと思いました。
診察室の中で、医師と患者様の会話を聞いていて日々感じることは、運動不足の人が多いということ。コロナから3年が過ぎ、だいぶ緩和されてきたとはいえ、周りを見るとまだまだマスクの人が大半です。そして、いつまでも、なるべく健康で過ごしたいなと日々感じるのです。

みどり病院では、栄養指導を積極的に行っています。あんまり薬を増やしたくないなぁと思う方は、まずは栄養士さんに栄養指導を受けてアドバイスをもらうのもいいと思います。新しい発見があるかもしれません。実際、栄養指導を受けて食生活が改善されたことで、血糖値が下がったり、いい方向に向かう患者様もいらっしゃいました。

私も1日の中で座っている時間の方が多く、歩くこともだんだん減っていて、運動不足を日に日に実感しています。でも、ジムに行ったりとなると、なかなか重い腰が上がりません。が、そんな面倒くさがりの私でも続いていることがあります。それは「寝ながら運動」です。
きっと運動不足を感じている方も多いと思いますので、私が実践している「寝ながら運動」をいくつか紹介したいと思います。

●ゴキブリ体操。又は、手足バタバタ。

聞いたことありますよね?私が小学生の時からありました。毛管運動とも言うみたいですね。
まず仰向けになり、両手・両足を真っすぐ上にあげます。そして手首・ひざを軽く曲げ、手足全体をぶるぶると振ります。これだけ!!格好は悪いですが、手足の血行を促進し、むくみの解消に効果があります。全身の筋肉の緊張がほぐれ、血行が良くなり、疲労解消にもなります。寝起きにすれば目覚めスッキリ!寝る前に行えばよく眠れます。地味ですがけっこう効きますし、私は朝方にこむらがえりすることも無くなりました。

●お尻ストレッチ

仰向けで右足を曲げ、左側の床に付けてひねります。同様に、反対も左足を曲げ、右側の床に付けてひねります。これだけですが、お尻のストレッチは、基礎代謝の向上やヒップアップ効果も狙えます。

●ヒップリフト

仰向けで、両足を立ててかかとをお尻に近づけます。両腕はお尻の方に伸ばして手のひらを床に。息を吸って、吐きながらお尻をゆっくりとあげます。これを繰り返します。

●足パカ

寝たまま足を「パカッ」と開閉するだけ。1秒ごとにこれを繰り返します。できるだけ大きく開いて、内ももの内側が引っ張られるような痛気持ちいい感覚を目安に。足痩せや、お腹にも効きます。

●自転車漕ぎ

これは名前のままですが、仰向けに寝て両手を頭の下に置き、胸を開きます。空中で自転車を漕ぐように足を回転させます。余裕があれば、おへそを見るイメージで少し頭を上げるとさらにお腹に効きます。

以上、私が実践している「寝ながら運動」をいくつか紹介させていただきました。
気付かれたかもしれませんが、その名の通り、仰向けに「寝ながら」です。なので、寝る前に好きな曲を流しながらリラックスした状態でしています。運動というよりはストレッチに近いかもしれません。筋肉が伸びるので気持ちいいですよ。

簡単なものばかりなので、出来そうなものがあればチャレンジしてみてください。今はYouTube等で検索するとたくさんの動画が紹介されていますね。自分に合ったものを見つけて、無理のない範囲で長く続けていくのがコツかなと思います。

みどり病院に来院される患者様の健康のお手伝いが少しでも出来ればうれしく思います。栄養指導や簡単な運動など方法は様々ですが、毎日健康で笑顔で過ごしたいですね。

最近、検査案内業務もするようになり、患者様と直接お話する機会も増えました。検査案内をするにあたって、少しでも患者様の不安が取り除けるように、薬や検査のことなど分かりやすく伝えられるよう、また話しやすい雰囲気作りもできるようにこれからも頑張っていきたいと思います。