一念発起のダイエット〜医療職として、自分自身も健やかな体づくりを〜

こんにちは。みどり病院の看護助手です。
ある日、娘から「お母さん、そんな丸かったっけ?」と言われたことがきっかけとなり、改めて自分の体と向き合ってみました。

久しぶりに体重を計ってみると、そこには人生最大の数字が表示されていました。
「そういえば、腰痛もひどくなってきてるな・・・。」「足も痛くて湿布を貼ってやり過ごしている・・・。」など、体の不調にも気が付きました。

普段患者さんには、健康のためにこれはこうして下さい等言っているにもかかわらず、私生活では不摂生な生活をしている事に。。。。家族の一言でハッと気付きました。紺屋の白袴といいますか。。。。このままでは老後かなり困ることになる。と危機感が出てきてダイエットを決心しました。

高カロリーな食べ物が好きなので、まずは食生活(カロリーを重視し)を見直すことにしました。
開始時の体重53.0キロ、BMIからすると20.7と標準体重以下ではありましたが、年齢的に筋力も低下しつつあり、体重以上の見た目であることも気になっていました。

まず一般的な考えで、食事量を減らして納豆や豆腐、野菜中心の食事を続けましたが、2週間が過ぎても体重に変化はなく、肉類を食べていないストレスがやってきてしまいました。

そこで、病院の食事が浮かびました。バランスのとれた適量の食事をしっかりと食べる。ということです日々、患者様を看ていても、口からしっかり食べることで、傷が良くなったり、精神的に安定するのを見ているので、食事をきちんととるという習慣はとても大切なことだと思いました。

そこで私のBMIと標準体重からの適正摂取カロリーは、生活強度も加味すると一日の消費エネルギーは2040kcalとなりました。そのため一日の摂取カロリーを1800kcalとすると1か月で、マイナス約7000 kcal(-240kcal/日×30日)となり、脂肪組織として1kgの減量が期待できると考えました。
*栄養学的には脂肪1gあたり9kcalですが、体組織の脂肪(2割が水分)としては1gあたり7kcal

雨の日も風の日も(笑)夜勤入りの日も明けの日も欠かさず、簡単な運動とストレッチを日々行うことにしました。辛い日もありましたがダイエットを始めて1か月が経ち、体重-3.0kgの体重50.0kg(でBMI 19.5)となっており、期待値以上の減量成果に自分でも驚きました。目標以上の減量を達成できたのは、食事による減量に加えて、運動とストレッチを欠かさず行ったことが好影響をもたらしたのだと思います。

今回、自分でも危機感を感じるぐらい太ってしまって思うことは、栄養バランスを考えずカロリーオーバーな食生活をしていると、やはり横に大きくなっていき、「太った」と人に言われる(もしくは自覚する)時が来てからでは、覚悟を決めないと元に戻らないということです。

娘の何気ない一言がきっかけで始めたダイエットですが、当初の目標以上の成果を上げることが出来たのと、後回しにしていた整形外科にも行き、骨に異常がないことがわかり安心することができ、自分の体の管理をするきっかけが出来て良かったです。

今後の目標として体重を維持するためにも、食事はカロリーオーバーしないように、無理のない範囲で、運動も続けて行きたいと思います。