みどり病院は、神戸市西区枝吉(えだよし)に所在し、小学校区は、枝吉小学校に属します。
これまで卒業式や入学式には参列していましたが、今年初めて、7月の一学期の終業式後の夕刻から校庭で催された「枝吉子供祭り」に列席し、桟敷席から眺める機会を得ました。
六年生による「枝吉子供太鼓」は、毎日聞こえてきた練習の賜物で、きびきびとカッコよく、校長の話では、下級生から見て、最上級生のステイタスを表しているのだそうです。
しかし、私が一番心打たれたのは、プログラム最後の六年生によるランタンを使って幽玄な趣のある演目(「灯火がゆれて」)でした。ちょっと物悲しい余韻の残る、「夏の夜の夢」もかくやと思わせる出し物でした。
また、みどり病院を出て西に200メートルも歩けば明石市に入り、そこは小学校区としては和坂小学校に当たります。
9月の敬老の日、そこの体育館で、和坂校区連合協議会主催の敬老会が開催されました。
みどり病院では、10年前から毎年、来賓としてお招きを受けるので、参列しています。
参加者は、ご当地ゆるキャラ「わさカーニ」のお出迎えを受けて、ニコニコ。
明石の副市長、校長の挨拶に続き、地元の衆議院議員も演壇から挨拶しました。
和坂(わさか)で最高齢は100歳の方だそうです。75歳以上の敬老会対象者は、1,019名。
小学校の一学年が2~3クラスしかないのとは対照的です。
明石市では、毎年、傘寿の方に記念写真を贈るのが恒例ですが、今年臨席した受領者はわずか5名でした。昨年の18名と比べて寂しい限りです。世話人の方に尋ねると、傘寿の方はもっとおられるのですが、ご本人や家族が出席されないとのこと。
最後に、小学児童が、参会者全員に自分たちの書いたお手紙を配って、前半の式典は終了。
後半の余興で、「海峡連」による阿波踊りが披露され、賑やかで面白かった。230名の参加者にとっても珍しく、ひとときの気晴らしが出来たのではないでしょうか?(事務局 津田明彦、2015年9月21日記)