新社会人・医療ソーシャルワーカーへの挑戦~これまでの学び、これからの学びを活かして一人一人の暮らしに寄り添いたい〜

みなさん、こんにちは!
今年度、みどり病院地域連携室に入職した新人のAです。大学を卒業後、新卒としての入職なので相談員としてはまだまだ未熟ですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

今日は私が地域連携室に入ったきっかけ、最近卒業した大学生活について、自己紹介をさせてください!

地域連携室の相談員になったきっかけ

病院に所属する相談員を医療ソーシャルワーカー(MSW)といいます。医療ソーシャルワーカーは医療と福祉の両方をつなぐ福祉職です。大学で「福祉の職業って何があるのだろう?」と授業でみんなと話し合いをしているときに、病院で勤務している医療ソーシャルワーカーという職種を知りました。

私はそれまで病院には医師、看護師、リハビリテーションを行う理学療法士・作業療法士・言語聴覚士、放射線技師、薬剤師、医療事務など、医療の実務にかかわる職種だけだと思っていました。

医師、看護師などがそれぞれの病気に対して医療行為を行うのに対し、医療ソーシャルワーカーは病気になったことにより今置かれた状態による不安や心配、そして生活面での問題を解決できるように手助けしていく仕事です。私はご本人・ご家族の思いに寄り添い、不安を解決し、安心してもらえるように連携を取る医療ソーシャルワーカーに魅力を感じました。また私自身、誰かの役に立ちたいと思い、医療ソーシャルワーカーを目指しました。

大学生活の様子

私が今年3月まで通っていた大学について少しお話します。大学では教育学部教育福祉学科に在籍していました。教育学部ですので、入学当初は学校の先生、保育士、幼稚園の先生になるために勉強していました。しかし、1年次に受講した「障がい児・障がい者総論」という授業で、大学教授が実際の福祉用具を手に取って体験させてくれました。そこから「もっと社会福祉について学びたい!」と思い、社会福祉の分野を学ぶことになりました。

社会福祉は幅が広く、高齢者、障がい、児童、社会保障、福祉サービスなど多くのことを学びました。その中でも特に学んだこととして、相談者は様々な課題を抱えていることが多いということでした。それらの課題を整理していくためにも幅広い知識・技術や話しやすい環境を作っていくことが必要です。実習や日々の講義では学生同士が行うグループワーク、ロールプレイを通じて面接技法や知識・技術を学びました。

入職して3カ月

私がみどり病院に入職して3カ月、3名の先輩ソーシャルワーカー、看護師から多くのことを学んでいます。患者様、そのご家族との関わりの中で、その悩みや不安をキャッチし、患者様ご本人の希望に合わせて退院後の生活の場について支援や調整を行っています。私も早く患者様、そのご家族に寄り添い、「相談してよかった」「心強い」と信頼していただける相談員になりたいです。

地域連携室で「患者さんの生活を支える」お仕事

現在、地域連携室は4名で業務を行っております。高齢者世帯の方、介護が必要な方、障害をお持ちの方や経済的、生活にお困りの方などのご相談をお受けしています。何かお困りの際は、私たち地域連携室にお気軽にご相談ください。

最後に

これからも日々の学びを自分の成長の糧とし、一人一人の患者様、そしてそのご家族の方々の悩みに親身に寄り添い、院内外の多職種の方々と連携を取って、暮らしを支える「医療・介護・福祉の橋渡し」をできるように頑張ります!
今後ともみどり病院地域連携室をよろしくお願いいたします。