みどり病院に入職して~初めての病棟クラーク~

こんにちは、みどり病院病棟クラークのNです。
昨秋の終わり、派遣会社に「病棟クラーク」というお仕事を紹介していただきました。聞き慣れないお仕事、約15年ぶりの事務職、初めての医療業界ということもあり、お役に立てるどころかお邪魔になるのではないか、という不安が一番大きい思いでした。

しかし、無事採用が決まり、入職初日から1ヶ月間2階病棟にて研修期間を設けていただき、先輩の病棟クラークさんが、穏やかにきめ細やかなご指導をしてくださったおかげで、当初の不安は薄らいでいきました。

11月中旬から3階病棟に正式配属となり、一人病棟クラークとして務めさせていただいております。先輩クラークさんが「これからも気軽に相談してください。」と言ってくださったおかげで、何かあればその都度聞いて教えてもらうことができ、とても安心して毎日の仕事ができています。

頻回なナースコールや検査のオンコールでお忙しい中、看護師さんと看護助手さんが患者様に対して、いつも朗らかな受け答えをされ、丁寧なご対応でいらっしゃいます。その上、私が確認のためお声をかけると、気持ちよくお答えいただけます。さらに、戸惑っている私の雰囲気を察して、お声がけくださった上で、的確なご指示をくださりスムーズにご対応させていただけることもあります。院内の皆さんのお姿から、人間としての在り方を学ぶ機会も与えていただいております。

病棟クラークの業務の大半は、患者様に関する複数の書類管理です。他には、予約入院の患者様のファイル準備とご案内、ご面会で来られるご家族様のご案内、院内電話の取り次ぎ、消耗品・備品の在庫管理等、多岐にわたります。また聞き慣れない医療用語には大変戸惑います。そのため、お休みの日には家事の合間に受験生のこどもと並んで、医療用語・略語、エクセルの勉強をして、なるべく早く病棟の皆さんの力になりたいと思います。

入職してまだ数ヶ月、日々勉強中ですが、クラークとして細やかな気配りをこころがけ、先回りして病棟スタッフのサポートができるよう目指します。また、入院されている患者様とご家族の不安なお気持ちを少しでも和らげることのできるよう、いつも変わらない笑顔を心がけてまいります。