
こんにちは。今年7月から地域連携室に入職したWです。前職では障害者支援施設での介護業務や相談業務、高齢者デイサービスの支援員などをしていました。障害や高齢といった様々な方々と関わる経験を重ねる中で、「その人らしく暮らすことを支える」仕事にやりがいを感じてきました。そんな中で私がみどり病院を選んだ理由は、医療ソーシャルワーカーとして、自分の地元である神戸市西区の方々の身体と心を支えていきたいと考えたからです。
私は以前、障害者相談支援事業所で働いており、そこでは障害福祉サービスを利用するための受給者証を申請する仕事をしていました。療育が必要な児童や一般の会社で働くことが難しく就労継続支援事業所で働きたい方、精神疾患を持っており病院から退院した後の生活環境の整備など、様々なケースの対応をしてきました。
その中で、障害サービスの説明や行政・事業所との連絡調整などの仕事にも携わってきました。みどり病院では高齢の方が入院されることが多く、介護保険の説明や高齢施設・病院とのやり取りなど、以前行っていた業務とは違うことがたくさんあり、戸惑うこともありますが、今まで障害分野で経験してきたことを活かして、患者様がどうすれば安心して退院することができるのか、他職種との連携を大切にしていきながら働いていきたいと思っています。
私が入職してから数ヶ月が経ちますが、医療現場で働くことが初めてなので聞き慣れない医療用語や疾病などで分からないことが沢山あります。例えば、点滴の種類や抗生剤の有無、嚥下や呼吸の状態、今後の治療方針や退院先の調整など、まだまだ一人で対応することが難しいと感じています。
私が担当させていただいた患者様で、高齢者施設から入院してきた方がいたのですが、病状が変わってしまい、元の高齢者施設に戻ることが難しくなってしまいました。今後、療養先を探さないといけないのですが、私はどのように対応すればいいのか分かりませんでした。
そんな中、地域連携室の先輩方や、医師・看護師をはじめとした他職種の皆さんが分からないことを親切に教えてくれたり、一緒に課題を共有して解決して下さり、とても安心して働くことが出来ています。心強い先輩方のおかげで、少しずつ出来ることが増えてきているように感じています。これからも、色々なことを学びながら日々成長し、地元住民の皆さんのお役に立ちたいと思います。
プライベートでは、小学生1人と保育園児1人の母であり仕事と育児で日々バタバタとしております。母親として子供たちとの時間も大切にしていきたいと思い、今は非常勤で働かせていただいています。子供が急病で急に仕事を休まないといけない時もあるのですが、そんな時も地域連携室の皆さんはやさしい言葉をかけてくださり、とても温かい職場だと感じています。仕事と育児の両立はなかなか大変ですが、私らしく元気に、そして真心を込めて頑張りたいと思います。皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。





