私たちは日頃から「ご利用者様のニーズに応じたサービスを提供することは大切だけれど自立を妨げるようなサービスは提供しないように留意しなければならない」という意識を持って業務にあたっていますが、時として強く希望されて断り切れずに過剰なサービスを提供してしまうおそれも常にあります。
そんな時にはどう対応するべきなのか?ご利用者様の真に「その人らしい」生活の維持、回復のための本当のサービスとは何か?
この研修を通じ、法令遵守と併せて事業所のみんなで考えてみました。
研修内容
「法令遵守」
・訪問介護の基本姿勢について
・組織が介護職員の声を拾い上げることの重要性
・介護職員の責任感
- 介護職員は「自分には関係ない」「誰かが解決してくれる」という無責任な感情や態度があってはならない。
・職責、職務内容について
・守秘義務と守秘義務違反について
・虐待防止と通報義務について
・記録の重要性について
「サービスの質の向上」
・各職員の取組み事例発表とディスカッション
・記録に基づいた評価と分析、計画の作成と修正
・介護記録の演習
これからも繰り返し同じ研修を行っていきます。
研修で学んだことが現場で生かされているか、個々の体験の中でそれぞれが検証し学んでいきたいと思います。