「看護を語る意味」研修会を開きました。

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みどり病院の看護部の目指す看護師像、それは看護部の理念にある「心温まる看護」を提供することのできるような看護師になることです。
そのために、今年度の看護師教育の一環として、「看護研究に向けて知っておきたいこと(看護を語ることの意味)」をテーマに、事例から学び、自己の看護観を見出すことを目標に、外部講師(神戸常盤大学 看護学科教授・畑 吉節未 先生)をお招きして、2回シリーズで看護部研修会を開催しました。

内容は、第1回「看護を語る意味」(1月26日)、第2回「心に残る看護について」(2月23日)、そして、今後その事例から次年度の看護研究に繋げることにしました。

第1回目の講義では、看護の喜びを感じる時、患者様に寄り添えた時、患者様から見た相手とともにいることの意味などをともに考え、グループワークを取り入れながら研修しました。
マザーテレサは、「人間にとって一番ひどい病気は、誰からも必要とされないと感じること」と述べています。
患者様にそのことを伝えていく看護ができているでしょうか?
そう問われると、改めて患者様と向き合って「気にかける、察する、理解しようとする」関わりが必要だと実感しました。
私たちは、患者様から学んで、成長していきます。

第2回目は、「心に残る看護」を各自の課題とし、そのことについて語り合う場を持ちました。
3人一組でグループになり、具体的に言葉にすることで、「こんなことがあったんだ」と再発見する機会となりました。
聞き手も、同じ場面を共有できました。
お互いにアドバイスを受けることもできました。
実践から学ぶという意識が持てると、どのような状況にも真摯に向き合えます。
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