以前にご紹介したグループホームの建設が、期間中の天候にも比較的恵まれて着々と進んでいます。
7月1日のオープンを目指して、スケジュールも大詰めを迎えた現在の様子です。
内部に入ると、かなり家っぽくなってきました。
内装、家具、事務機器、電化製品など、これからここで生活される入居者さんや職員を想像しながら、準備を進めていきます。
①「その人らしさ」を大切にしたケアの提供
②「自立支援」の視点に基づいたケアプランの作成
③「生活の継続性」を尊重した支援
④「居心地のよいホーム」
⑤人生を最後まで安心して過ごすための「リビングウィル」を重視した医療連携
⑥「人と人とのつながり」を大切にした地域交流と開かれた事業運営
としました。
永年の生活習慣や馴染みの環境によって認知症高齢者の生活は支えられています。
施設入所などで「生活の継続性」が断ち切られることで認知症の悪化、身体機能の低下により介護の重度化を招くことは周知の事実です。
また、生活の継続は個々人の尊厳を保持することにもつながります。
個々人の日課や馴染みの関係、場所との継続性を重視し、外出レクリエーションや面会者の受け入れを日常的に行ったり、四季折々の行事や家族会の開催でご入居者、ご家族、職員の信頼関係の醸成に努め、安心して生活できる環境を作りたいと考えています。
また、倫生会グループの法人として医療機関とも密接に連携を取りながら、地域に根差した認知症高齢者ケアの一翼を担う存在になれるよう、今はその土台作りに励みたいと思います。
5月中には建物もほぼ完成する予定で、現在は認可申請に向けた準備を急いでいるところです。
さて、どんな施設が誕生するでしょう・・・ご期待ください!