地域の人たちとの交流の持てる保育園作りの一環として始まったバザーは、今年で17回目を迎えました。
バザー開催初期は「みどり病院」外来待合室で開催していましたが、新園舎が出来てからは保育園で開催。
開催時期は毎年12月に行っていました。
回数を重ねるごとに職員や地域の人たちがバザーを楽しみにしていただけるほどの行事になり、患者様や地域の人たちからは「今年はいつバザーするの?」と尋ねられようにもなってきました。
毎回百人程度が来園(来客)してくれています。
院長の提案で、3年前からみどり病院職員も準備から関わって保護者と保育園職員と合同で、会場もみどり病院内に戻し開催することになりました。
みどり病院職員・株式会社メディカルサービス職員・みどりの丘職員・患者様や地域の人たちが無償で提供して頂いた商品が毎回陳列され、販売されます。
昨年度は残念にも12月に開催できず、みどり病院の江本師長の提案で、1番降水確率が低い5月21日(土)(データー基づき)に延期すことになりました。
季節的にもさわやかな時期となるので、屋外でできればいいなと実行委員会で検討を重ね、会場は「みどり病院」職員駐車場で開催することに決定。
しかも各部署対抗のフリーマーケット形式で行うことになりました。
19部署から各1名の実行委員を決め、商品集めから、値段設定、準備、片付けまで全て各部署にお任せして当日開催する運びとなりました。
さて、当日は5月のさわやかな季節とは違い、夏日となり、午後1時からの開始にともなって気温はぐんぐん上昇。
熱中症を心配しながらの開店となりました。
8ブースのお店が出来ましたが、それぞれ趣向を凝らして和気あいあいとしたフリーマーケットとなりました。
お客さんの呼び込みや値段交渉の上手な職員もいました。
お客さんの中には患者様も来ていたようで、「あんた病院で見たことあるわ~」など病院とは違った会話が弾んでいました。
保育園では保護者や職員から要らなくなった子供服を提供して頂き、「子供服」を目玉商品として販売。
また屋外ということで、軽食コーナーを設け「カレーライス」「フランクフルト」「タコせんべい」「ドリンクコーナー」を設けました。
子どもさんには「ゲームコーナー」で楽しんでもらいました。
またバザーには懐かしい人たちも来てくれます。
「みどり保育園」を退園していった子供たち。
退職していった職員。
成長した子どもたちと一緒に退職した職員とのミニ同窓会が始まり、昔話に花が咲く機会ともなります。
子どもたちは率先してバザーのお手伝いをしてくれ頼もしい限りです。
バザーとはいろいろな人たちとの交流の持てる時間でもあります。
フリーマーケットが終わる頃には、地域の方が、「毎月開催するの?」と聞かれるほど盛況で、楽しみにして頂いているのだと感じました。
今年の商品は約2,000点。
さて気になるのがその売上金額とその使用方法。
毎回、売上金の全額は保育園へ寄付して頂き、園児のために使用させて頂いています。
その多くは親子遠足の大型バス代へと、また園内の環境設備へと変わっていきます。
皆様のご厚意を無駄にすることなく使用させていただいています。
今回、バザーに協力して頂いた職員の皆様には改めてお礼申し上げます。
そして、次回は今回の反省も踏まえながら、趣向を凝らした、第18回バザーにしていきたいと思います。
地域の皆様、職員の皆様、次回をお楽しみに~