平成29年の幕開けからはや1ヶ月が経ちました。
皆さんも、お正月気分は抜けた頃でしょうか?
仕事モードへの気持ちの切替で、ストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によると、近年、仕事に関して強い不安や悩みを持ち、ストレスを感じている労働者は5割を超えているようです。
ストレスと言えば、皆さんは「ストレスチェック」と言う言葉を聞いたことがありますか?
「ストレスチェック」とは、ストレスに関する57項目の質問票(選択回答)に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査です。
平成26年に「労働安全衛生法」という法律が改正され、労働者が50人以上いる事業所では、平成27年12月から最低でも年に一回、この検査を全ての労働者に対して実施することが義務付けられました(但し、契約期間が1年未満の労働者や、労働時間が通常の労働者の所定労働時間の4分の3未満の短時間労働者は義務の対象外です)。
事業所は行う義務がありますが、労働者には受検の義務はありませんので、希望者のみの受検となります。
ではなぜ、このような「ストレスチェック」が義務付けられたのでしょうか。
厚生労働省によると、「労働者が自分のストレス状態を知ることで、ストレスをためすぎないように対処したり、ストレスが高い状態の場合は医師の面接を受けて助言をもらったり、会社側に仕事の軽減などの措置を実施してもらったり、職場の改善につなげたりすることで、『うつ』などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組み」だそうです。
さて、この「ストレスチェック」、みどり病院も例外ではありません。
当院では、昨年12月に実施しました。
全職員に対し文書で説明し、受検希望者にはメール配信にて質問項目が送られてきました。
総務課は、一連の流れにおいて職員との架け橋となりました。
もちろん個人のプライバシーは守らなければなりませんので、私たち総務課のスタッフは、職員の皆さんの受検結果を知ることはありませんので、その点はどうぞご心配なく!
私も実際に受検しましたが、これをきっかけに、自分が現在どのように感じているのか、心の状態がどのような状態であるのか見つめ直すことができました。
誰でも多かれ少なかれ何かしらストレスを感じていると思います。
今の自分には何がストレスとなっているのか気付く事が重要であり、それに対しての職場環境改善やセルフケアも重要だなと感じました。
ストレス解消方法として、休日は仕事の事は忘れて思いっきりリフレッシュする事も大切ですよね。
福利厚生の一環として、今年は職員旅行を計画中です。
総務課なりに職員の皆さんのストレス軽減に役立てられればと、今後もいろいろな架け橋になっていきたいと思っています。
全てのストレスから解放される事は不可能かもしれませんが、自分なりのストレス解消方法を見付けて、より快適な1年を過ごしたいものですね。