今回は、入職二年目のフレッシュな新人さんの話しを聞いてみましょう。
Q)学生時代の病院実務実習で2か月半の間、「病院薬剤師」を体験したかと思いますが、その時「病院薬剤師」に対してどんな印象だったか教えて下さい。
私が実習を受けたのは約400床の病院で、薬剤師が80名ほど勤務している病院でした。
実務実習では調剤、製剤、注射、化学療法、DI、医薬品管理と各部門をローテーションで経験させていただきましたが、どの部門においても知識と技術を駆使してプロフェッショナルな仕事をされていたのがとても印象的でした。
Q)実際に就職する際、〝病院〟〝調剤薬局〟〝OTC薬局〟〝製薬企業〟などの中から〝病院〟を選んだのには何か理由はありますか?
まず実務実習で服薬指導をさせていただいた経験から、患者さんと深く関わることができる臨床現場で働きたいと思いました。
臨床での知識を深めたい、他職種間との連携により大学で学んだチーム医療を実践したい、そして病気と闘う患者さんに寄り添い薬の観点からサポートできる薬剤師になりたいと思ったことから病院を選びました。
Q)実際に病院で仕事をしてみて、学生時代に感じた「病院薬剤師」の印象は変わりましたか?
はい、「病院薬剤師」の印象は少し変わりました。
専門的な知識をつけるためにも、『日々の自己学習がとても大切である』ということは学生の頃に先生方からお聞きしていたので変わりませんでしたが、実際の業務においての印象は全く変わりました。
配属部門の業務だけをこなす実習先の病院とは違い、みどり病院では調剤から医薬品管理までの業務を一人で満遍なく行うので、幅広い知識と視野が必要です。
また病棟業務では病床数が多い病院よりも患者さんと接する機会が多く、一人ひとりの状態を考えた指導をしています。
この2つは大病院には無いところであり、中小病院の良いところだと思います。
各分野の専門知識も必要ですが、それ以前に幅広い知識が必要である事を肌で感じました。
Q)入職してから1年が経ちますが、みどり病院はどんな病院だと思いますか?
薬剤科はとても穏やかな雰囲気で、患者さんのために薬剤師としての使命感を持った頼れる先輩方がいらっしゃいます。
明るく元気な職員が多く、他職種間のコミュニケーションも良くとれています。
患者さんとの関わりも深く、職員と楽しく会話している場面を見ると、地域に必要とされている医療機関であると感じました。
どうもありがとうございました。
これからしっかりと勉強して色々な事を吸収し、早く先輩方に追いつける様に頑張ってください。