頼りきってしまいごめんなさい(笑)Mさんのこと


Mさんはホームが開設して間もなくの7/6からご主人と共に入居されました。

以前は大阪で、ご夫婦で住んでおられましたが、二人で住み続けることを心配された娘様達がご自分の住まいの近くの、こちらのホームを見学され、「母は料理をすることが好きですが続けられますか?」、「両親で毎日散歩に出かけています。散歩は続けることができますか?」など私たちスタッフに質問され、私たちも「包丁、使って料理をしていただきます。近くにスタッフが付き添います。」、「散歩も行けるときは毎日行っていただきましょう。知らない土地なのでスタッフが付き添います。」・・と応えさせていただき、娘様達もここを気に入ってくださり、入居の日を迎えました。
入居された日にMさんは「出来ることは何でもさせてください、じっとしていたら退屈だから。」と、言ってくださいました。

入居されたのが夏の初めでしたので、散歩は朝の5時頃と昼前、時には夕方にも出かけられました。
ご夫婦とスタッフ、他の入居者様と一緒にホームの近くの公園に行き、時には東屋で体操をしたり、おやつタイムを楽しんだり、近くのお店に買い物に出かけたりと、散歩の習慣は続けていけるようにしています。
食事作りが始まると、何も言わないのに「なんか手伝おうか?」と、キッチンに来てくださいます。
器用に包丁を使って野菜を切ってくださったり、味付けをしてくださったり、おかずの取り分けをしてくださいます。
私は両方のユニットに入るのですが、もみじユニットに入った時はもっぱらMさんに頼りっぱなしです。
「私の時は頼みますよ~」と、Mさんには伝えてあります。
Mさんも覚悟してくださっているようです。

「いつも頼ってばかりでごめんなさい」今日も又、頼んでしまいました。