日時:2017年2月15日(水曜日)14:30~、40分程度
場所:みどり病院 外来ホール
テーマ:合併症の検査について ~「え・の・き」って何?~ / 臨床検査技師
外食について / 管理栄養士
参加費:無料
予約:不要
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合併症の検査について ~「え・の・き」って何?~ / 講師:臨床検査技師
糖尿病ではすべての血管がダメージを受けます。
今回は大血管系(太い血管)の合併症についてお話ししました。
太い血管の検査には頚動脈エコー、ABI/TBI、心電図などがあります。
太い血管がダメージを受けるとどうなる?
「え・の・き」となるのです。
えのきというとしいたけを思い出しますが
えのきたけのようになるのではなく、
合併症の頭文字をとっています。
具体的には
壊疽(え)、脳梗塞(の)、虚血性心疾患または狭心症(き)のこと。
「え」=壊疽は、血行の悪くなった足などにちょっとした傷や水虫などがきっかけで、傷が治らず腐敗すること。悪化すれば足の切断が必要になることもあります。
「の」=脳梗塞では後遺症が残り、要介護状態になるリスクがあります。
「き」=虚血性心疾患は心筋梗塞などをはじめとする心臓の病気です。
これらのリスクの状態を把握するために頚動脈エコー、ABI/TBI、心電図などがあります。
この検査により、太い血管の状態がわかります。
だいたい、1年に1回は検査を受けるといいと言われています。
受けたことがない方は、
痛いのだろうか?
価格はどれくらいだろう?
時間がかかるのだろうか?
もし、動脈硬化があったらどうなるの?などなど
の疑問があると思います。
そんな疑問を解決するために今回は一部の検査の
実際に計測しているところをみてもらいました。
終わった後に
検査の間隔や金額についての質問をもらいました。
気になる方は、主治医などにお声かけください。
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外食について / 講師:管理栄養士
今回のテーマは「お寿司」でした。
お食事のお話しをしているときによく話題になるので、
テーマにしてみました。
1回に食べる量、どれくらいのカロリーがあるか、糖分、塩分はどれくらいか
など食べるときの量、注意点などをお話ししました。
~おまけ~
参考資料にえのきとしめじのレシピをお渡ししました。
このレシピをみて合併症の種類を思い出してほしいです。
次回のお知らせ
次回の日程はまだ決まっておりません。
決まり次第、院内掲示、院内での案内配布、ホームページ掲載を行います。
次回もお会いできますことを楽しみにしています。