営業電話かかってきますよね


「××会社の○○です。……(セールストーク)……で、社長様は(もしくは担当者様は)いらっしゃいますか?」
自宅にかかってきた勧誘電話なら速攻で断って電話を切るんですが、職場だとそうもいかず、上手く敬語で断ることが出来ない。
結局、「社長は外出中です。」、「いえ、何時に帰るかは分かりかねます。」と誤魔化しながら、何とか自分の所でストップさせていますが、本当にイライラします(というか面倒…)という方々へ。

病院には毎日いろいろな電話がかかってきます。
患者様から、他院のお医者様から、スタッフから、業者の方から、そして何より面倒な、営業電話がかかってきます。
「お忙しい所、恐れ入ります。私、株式会社××の○○と申します。理事長(院長)様はいらっしゃいますか?」このフレーズはなかなかの鉄板ですよね。
なので、このフレーズを聞いた瞬間に、「(あぁ、、、またセールスか、、、忙しいのに勘弁してよ。。。)」と、心の中でイライラしたり、しなかったり。
速攻切りたいのは山々ですが、病院の看板に傷がつくような対応をするわけにもいかず、「ただいま席を外しておりますが、、、」なんてやんわり断ろうとすると、はい、これNGワードです(笑)。
たいていの営業マンはここで、「そうでしたか、本日は何時頃戻る予定でしょうか?」と、切り替えしてきます。
営業マンはこの程度の断り文句ではめげません!!
この続きはだいたいこんな感じになります。
私:「時間は未定となっており、お答えできかねます。」
営業マン:「そうですか、それであれば明日の朝はご出勤されていますか?」
私:「部署が違うため、はっきりは分かりません。」
営業マン:「それではまた明日の朝に改めてお電話させて頂きます。」
みたいな感じで話が続きます。
長ーーーーい!!!!!
セールスだとわかっているのに地味に時間がとられます。
あげく、在籍している時間を聞き取ろうとしてきます。
こんなやり取りが毎日続いて嫌な気持ちになった方、安心してください!
そんな悩みは今日でおしまいですよ!!!
次からは、実際に使って効果のあった断り文句をお伝えします。
「恐れ入りますが、どのようなご用件でしょうか?」
このフレーズをまず伝えることで、取引先の担当者様であれば、用件を伝えていただけるが、営業であれば、用件を教えてもらえないことがほとんどです。

セールス電話お断り、切り返し方法。
① 「申し訳ありませんが、一切お断りするようにと言われておりますので・・・。」
② 「必要な場合はこちらからお電話しますので、今後のご連絡は不要です。」
この時、きっぱりと断る意思を相手に伝えるということが肝心です。
このフレーズを使うとだいたい、
営業マン:「かしこまりました、失礼いたします。」
これで電話は終了です。
次にちょっとした番外編をご紹介します。

正攻法ではなくトリッキーな手法で電話をかけてくる営業マンの電話。
① ○○(他院の先生の名前)だけど、××先生いる~?
② お疲れ様、○○(在籍スタッフ名)だけど、病棟につないで
③ ○○(取引業者)です。リハビリ室につないで。
→取り次ぐと、えっ××だけど先生につないでもらうよう言ったのに・・・。

このようなトリッキーな手法があります。
ついつい電話をつないだりしてしまいそうですが、少し冷静に考えればおかしいことに気づきます。
「大変失礼ですが、どちらの○○様でしょうか?」
「どういったご用件でしょうか?」と聞いてみましょう。
あの手この手でなんとかしようとしてくる営業電話。
考えてみれば営業様も、お仕事なんだと理解はしていますが、業務に差し障るものはやっぱりちょっと面倒。
いい案配は無いものでしょうか。

最後に、私の最近ピカイチの営業電話
営業マン:「○科の○○だけど病棟につないで。」
私:「えっ先生、お声がいつもと違いますが、お風邪でもひかれましたか。」
営業マン:「(無言)」電話終了。