身だしなみを整えて

昨年の春頃に、みどり病院の事務職員の制服が新しくなりました。
皆さん、お気づきでしたでしょうか?
私たち事務職員も待ち望んでいたので、4年ぶりに制服を新調することができて嬉しかったです。

デザインも色も、前のものとは大きく変わってはいないので、見た目には変わっているのが分かりにくいかもしれませんが、気付いてお声掛け頂いた方もたくさんいらっしゃいました。
「制服が変わったのね、きれいな制服になってるね。」
「すごく感じが良くなっている。」
などなど。

そして、今回新しくなった制服で、前のものとの一番大きな違いがスカーフです。
形も大きくなって、色がレッド・ブルー・イエローと3色もあるのです。
色は自分で好きな色を選んで決めました。
ちなみに私はレッドです。

なぜレッドを選んだかというと、もともと赤が好きというのもありますが、社会人になってよく行く洋服屋さんの店員さんに「絶対に赤が似合うとおもうんだけどなぁ。」と言われたことがあります。そう言えば…今までこの店で勧められて買った服は赤系統のものが多いかも、と気づきました。さすが、見る人が見たら、その人に合う色がスッとわかるんだなぁと思いました。
その言葉を聞いてすごく嬉しくなり、それまでは自分に赤色の服は似合わないと思っていましたが、それからは気にせず選ぶようになりました。
それで今回のスカーフもレッドに決めました。

患者さんも受付でこのスカーフの色にも気づいて、
「スカーフの色はみんな違うようだけど、何種類かあるの?」
「そうなんです。3種類あって、その中から好きな色を自分で選んでいるんです。」
「カラフルで明るいからいいわね。」
などと声をかけてくださってお話をすることもあります。

私たち職員も、そういうふうに声をかけて頂けるとすごくうれしくなります。
いつも見てくださっているのだなぁと感じます。

制服を着ると「よし、これから仕事頑張るぞ!」と気持ちがシャキッとなり、公私の切り替えができます。私は、患者さんに不快な思いをさせないよう、安心して受診してもらえるように制服もきちんと着て、身だしなみも整えて、みなさんの前に立っています。

身だしなみは、患者さんにいろいろな印象を持たれるものだと思います。見た目、清潔感も大事だと思いますが、プロの医療人として制服をきちんと着ていないと患者さんが受ける印象も変わるのでは…と思います。ちょっと暑いからといってスカーフをはずして着ていると…あまり気にするほどではないかもしれませんが、やはり印象は変わるはずです。

制服をだらしなく着ていると「あの人には声をかけたくないな、別の人に聞こう。」と思う方もいるかもしれません。職員の仕事に対する姿勢が姿形にも表れ、そうすると患者さんとコミュニケーションが取れず淡々とした受付対応になっていく…というのもあまり良くないと思います。そうならないよう、常に意識して気を付けています。

診察代、診断書、お問合せ等だけでなく、私たちの身だしなみ(スカーフの向きがおかしかったり、制服の着こなし)に何かお気づきの点があったときも、お声掛けして頂ければうれしく思います。

そして、私に赤色が似合うと言ってくれた店員さんのように、私たちも患者さんのちょっとした変化(話し方や呼吸の様子から体調を察したり、装いの変化に気付いたり)にも耳を傾けてお声掛けができる医事課職員になりたいと思います。

ちなみに当院職員に一番人気のスカーフの色は『ブルー』です。
受付や会計の職員がそれぞれ違う色で3種類全ての色のスカーフを一度に見られることもあるかもしれません。見ることができたらラッキーかも⁉