withコロナ後

新型コロナウイルスが流行して、早いもので約3年がたちます。

この度、感染症分類で新型コロナが2類から5類に引き下げられると報道がありました。

生活様式も大幅に変わるとされていますが、病院などではまだまだ現状の対策が必要であることも予想されます。

その対策の一部である、検温、マスク生活や遮断カーテン越しの受付が当たり前になっていますが、

コロナ疲れや、マスクで顔全体が見えず「表情がわかりにくい」、カーテンがあることで

「聞こえにくい」、「息苦しさを感じる」といったお言葉を患者さんからお聞きすることが多々あります。

 

ただでさえ体調が悪く、しんどい、不安といった気持ちがある中で、患者さんが少しでも気持ちよく来院していただけるように、

患者さんと最初に接する場所である受付で、私たち医事課職員にできることは何なのでしょうか。

 

人の第一印象は出会って数秒で決まると言われていますが、その第一印象は視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%で決まるそうです。

言葉の内容よりも、相手の態度や身なり、目線や仕草といった視覚から受け取る情報が大半を占めていることになります。

また話している声の大きさやトーン、話す速さや話し方など聴覚から受け取る情報も多く、

この2つを合わせた非言語コミュニケーションが、印象の9割と大半を占めています。話す言葉や内容ももちろん重要ですが、

その内容自体は印象にはあまり反映されないようです。

よって、病院の印象は私たちの態度や、行動で決まることになります。

 

だからこそこれらを意識し、患者さんの立場に立った気持ちのよい、親切丁寧な対応を心がけていくことで、

患者さんの不安な気持ちを和らげればと思います。少しでも安心して過ごしていただけるよう日々努めて参ります。

お困りごとやお気づきの点などございましたら、些細なことでもお気軽にお声かけ下さいませ。

 

また、不安が続く生活の中ですが、患者さんにお声かけいただいて嬉しかった言葉がありました。

「あなたは元気そうやね。私はしんどいけど(あなたみたいに元気になれるように)がんばるわ。」「ご親切にありがとう。助かったわ。」等、

私たちも日々試行錯誤している中で、大変励みになります。

私たち医事課スタッフも、引き続き一人一人ができることを考え、適切な感染対策等を行って参ります。

これからも何かお気づきの点があれば、みどり病院受付医事課スタッフにお気軽にお声掛けください。