「あたりまえ」って当たり前じゃない

医事課

先日、ずっと気になっていた映画を見ました。
映画は、“身近にありそうなリアルな物語”や、 “日常では絶対にありえないような非現実的な世界観”をうまく表現していて、いつも圧倒されます。

今回見たお話の内容は、学生の男の子と女の子が出会うところから始まり大学を卒業後、社会人になり同棲生活を始めるがお互いの価値観の違いからすれ違い最後には別々の道を歩んでいくという胸がキュンキュン切なくなるお話でした…

私がこの映画を見終わった後に感じたことは
“人を思いやる気持ちの大切さ” です。
初めは「相手に良く思われたい」と優しく接するが、だんだんとお互いの存在が当たり前になり、思いやりが無くなった二人。このまま一緒に居ても意味が無いと別々の道を歩むことに。

あくまで映画なので作り話ではありますが、このような話はカップルに限らず、現実世界でもよくあることだと思います。私自身、普段から心がけたいなと思うことの一つですが、当たり前のことのようでなかなか難しいです。

私は、まず「思いやるを意識する」を心がけるようにしてます。
自分に余裕がない時に相手の事を気にかけるところまでは頭が回らないかもしれませんが、いつも頭の片隅に置いておけば、ふとしたときに周りを気にかける事が出来ると思います。

自分が病院職員として受け付けに立っているときは
「待合で待たれている患者さんの様子に変化はないか。」
「患者さんをお待たせしないために自分は今何が出来るか。」
「スタッフで手助け出来る人はいないか。」
など、相手の気持ちを思いやることを意識するよう心がけています。

まだまだ未熟な私ですが、自分のキャパシティを少しずつ広げていけるよう、1日1つずつでも新しい気づき、学びを積み重ねて、周りを気にかけられる思いやりのある優しい人になりたいと思います。
プライベートにも仕事にも活かせる、大切なことを改めて意識させられた、そんな一日でした。