とある病院事務職の健康習慣

事務職という職業柄、長時間椅子に座っていることが身体には良くないと、以前から大変気がかりでした。
血液がドロドロになっているのではないかと心配でした。
自身の日常生活を考えて無理なく出来る継続できることを始めようと、なるべく歩くことにしています。急用でなかったらその都度動く“ちょこまか移動”をしたり、エレベーターを使わずに階段を使ったり、毎日の通勤では一つ先のバス停から乗ったり、また、別の路線の遠くのバス停まで、約7分の距離を歩いたりしています。
実年齢より血管年齢を若く保ちたい。年齢を重ねるたびそう考えるようになりました。

何年か前に訪れたとある病院の門前薬局に、血管年齢を測定する機械が置いてありました。興味津々で測ってみると、予想外の残念な結果が出て、大変ショックを覚えた記憶があります。大した病気もなく健康だから大丈夫と、高を括っていたのです。

先ほどの”ささやかな運動”と並行して行っていることは、これまたささやかな食事療法です。
筋肉量は落とさないようにしたいので、肉類を摂取するときはなるべく脂身をそぎ落とし、植物性タンパク質もバランスよく摂り、大豆製品の納豆、豆腐、豆乳などを意識して食べるようにしています。他の栄養素はいろいろ検索したのを参考にしたりしました。

この二つの”ささやか”に加えあともう1つ、”黒烏龍茶”を飲むようにしました。

この黒烏龍茶は予想以上の効果があったような気がしています。職場での健康診断で大満足の結果が出ました。何故黒烏龍茶に着目したかというと、中華料理など脂質の多い料理と一緒に飲む印象があったからです。
ですが、ペットボトルの商品は普通のお茶よりも値段が高く、続けるのは難しいかなと思案していたところ、なんと、とあるスーパーで、「煮出し・水出し用ティーパック」が販売していたのです。喜び勇んで購入しました。

マイボトルにお湯とティーパック1包を入れて出勤します。注ぎ足すと濃度は薄くなっていきますが、3杯はおいしくいただけます。約1年以上飲み続けていますが、その間2回行われた健康診断の総コレステロールと悪玉コレステロール値が、基準値を滑り込みセーフしたのです。

黒烏龍茶の他に緑茶、コーヒーなども動脈硬化の進行を抑えるには効果があると言われているそうです。他に、休憩時間にはスクワットやふくらはぎマッサージをしたりします。

しかし、何と言ってもお茶を飲むのは手軽で続けやすいので、出来る限り黒烏龍茶生活を続けていこうと思います。
「継続は力なり」です。
このように、我流ではありますが、血管年齢を若く保つために日々ささやかな努力をしていますが、生活習慣の乱れやストレスなどにより、血管の老化が進んでしまうのも致し方ないものです。

みどり病院で行っている動脈硬化の検査として、採血の他に足の血圧を測定するABI検査、頸動脈エコー、CT、MRI、冠動脈の状態をみるカテーテル検査などがあります。採血結果が基準値を超えていたり、間歇性跛行など身体からのサインがある場合は早めの検査をお勧めします。

人生100年時代に向け、健康の秘訣は血管の若さにあると言っても過言ではないように思います。健康寿命を延ばして快適な老後を目指して日々頑張っていこうと思っています。