新院長就任のお知らせ

新院長就任のお知らせ

2025年4月1日付けにて、院長に足立 和正が就任いたします。

なお、前院長 室生 卓は、引き続き理事長として診療に当たってまいります。

新体制のもと、地域医療に貢献できるよう職員一同努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

新院長ご挨拶

 

2025年41日に倫生会みどり病院院長を拝命いたしました 足立和正 と申します。どうぞよろしくお願いいたします。ここに謹んでご挨拶申し上げます。

私は20219月、新型コロナウイルスが全国で猛威を振るう中、みどり病院に赴任しました。このとき、医師、看護師はもちろん、病院職員が一丸となってこの未曽有のパンデミックに向き合い、地域医療のために自分を犠牲にしながら働いている姿を目の当たりにしました。みどり病院はこの地域にはなくてはならない病院だと感じたのが第一印象でした。現在、新型コロナ感染症は忘れ去られかけた疾患となっていますが、今後もさらに凶悪なウイルスが世の中を脅かす可能性があり、予断を許しません。
当院は地域包括医療病床54床、地域包括ケア病床54床を備えた108床の病院です。急性期医療を担う地域包括医療病棟では循環器、消化器、呼吸器、泌尿器、整形外科疾患を中心にできる限り「治る」医療を提供しております。循環器では日本循環器学会、日本不整脈心電学会、日本高血圧学会の認定研修施設となっており、研修医の先生も受け入れて診療だけではなく、教育も行っております。地域包括ケア病棟では近隣の介護老人福祉施設や診療所から、体調を崩されたご高齢の患者さんを積極的に受け入れ、「的確な診断、できる限りご希望に沿った適切な治療」を提供しております。また、必要であれば慢性期リハビリテーションを行い、以前よりも元気になったと言っていただけるよう、患者さんとご家族に「安心と納得の医療」を提供できるように日々努力しております。
みどり病院はデータだけではなく、「人を診る医療」を大切にしています。これは室生卓理事長が信条とされていることでもあり、私もこの理念を引き継いで病院運営を行っていくつもりです。当院は小規模病院ではありますが、患者さんにより良い医療を提供しようという熱い思いを持った医療スタッフが多数在籍する病院だと自負しております。「この街にみどり病院があってよかった、あったから助かった、あるから大丈夫」と思っていただけるような病院をめざして日々精進してまいります。これまでのみどり病院に多大なるご支援をいただきましたことを厚く御礼申し上げると共に、これからのみどり病院にどうぞご期待賜りますようお願い申し上げます。

医療法人社団 倫生会 みどり病院
院長 足立 和正