毎年、保護者の方に子どもたちが保育園で食している給食を試食して頂く機会を設けています。
今年は9月6日(火)に実施致しました。
みどり保育園の給食の献立は、明石市の保育園の献立を参考に、栄養士さんが園独自の工夫を凝らして子どもたちに提供しています。
今年、保護者に試食して頂く献立は、「きのこピラフ」・「マカロニサラダ」・「豚肉スープ」・「手作りゼリー」になりました。
今回、参加して頂いた保護者の方に、試食後アンケートを提出してもらいました。
・栄養バランスがよい
・薄味なのにとても美味しい
・毎日、給食を完食し、好き嫌いなく食べてくれるようになり感謝です
・素材の味を生かしてる~
とお褒めのお言葉を参加者全員から頂きました。
ご家庭でも参考にして頂きたいと思います。
美味しいお知らせです
7月からは週2~3回手作りおやつが提供できるようにもなりました。
炭水化物やビタミン・ミネラルを補う乳製品、野菜・豆類などを使った「第4の食事」で、栄養を補います。
「おにぎり」・「きな粉バナナ」・「大豆としらすのお焼き」・きな粉クッキー」・「フライドポテト」、十五夜の日には「お月見団子」等など。
子どもたちの笑顔が広がるおやつタイムです。
また、0歳児には、個々の成長に添った「離乳食」や、アレルギーのお子さんには「除去食」も対応しています。
みどり保育園の給食室(管理栄養士)から
みどり保育園では、子どもたちが心身ともに健やかに育つよう配慮された保育が行われています。
給食もその中で重要な役割を持っています。
「食育」という言葉がありますが、子どもたちが自ら「食を営む力」を培っていくことがだと考えられます。
「食育」の一環として、みどり保育園ではプランターで野菜を育てています。
今年の夏は、ミニトマトとオクラを給食に出すことが出来ました。
元気いっぱいの笑顔で「おねがいしま~す!」と、時には青いトマトを給食室まで持ってきてくれる子どもたち…(笑)。
入職して間もない私の思い出になりました。
赤くなるのを待って、サラダやパスタのソースに使い、子どもたちに食べてもらいました。
給食室からは、子どもたちがランチルームで食事をする姿を垣間見る事ができます。
園で採れた「オクラ」を肉じゃがの彩に使用した際に、ネバネバしているのが不思議だったのか「何、これ~?」と言う声が聞こえてきました。
子どもたちの素直で正直な反応を直で感じる事ができ、思わず笑ってしまったり、少しショックを受けたり…。
給食は空腹を満たし、身体の成長発達を支える事はもちろんですが、食に対して興味を持ち何か感じてもらえる事も大切だと思っています。
おいしい給食を作って楽しく食事をしてほしいという思いに繋がっています。
また、季節を感じる食材も取り入れ、食べ物の旬を自然と学んでほしいとも思います。
これからも栄養士として、食を通じて子どもたちの体と心の成長をサポートできるよう、努めていきたいと思います。