みなさんは「4月」と聞いて何を連想しますか?
桜
チューリップ
つくし
などなど…
草花を連想することが多いかと思いますが、行事としては
入園式
入学式
が、思い浮かびます。
ちょうど1年前…
4月にクラスも変わり、新入園児も入ってきました。
人見知りもなく慣れている新入園児もいましたが、初めての場所で、初めてお母さんと離れないといけないのが不安で泣いていましたが、保育士と一緒に過ごす中で、しばらくすると落ち着き始めましたので安心しました。
仕事が終わって迎えに来るお母さんの姿を見た子どもは、今まで頑張ってきた気持ちがあふれ出し、泣きながら抱きついていました。
お母さんも離れて過ごす子どもが心配だったでしょう。
そんな我が子を抱きしめるお母さんの姿を見て、温かさを感じました。
それから1年…
日中の大半を園で過ごすことが多い子どもたち。
みどり保育園では、食事、着替え、排泄などの基本的生活習慣の指導はもちろんのこと、子どもの気持ちに寄り添った、安心して安全に過ごせる保育園に努めてきました。
そんな不安だった子どもたちもこの一年の間ですっかり慣れ、保育士とも信頼関係を築き上げ、今では、お母さんのお迎えが来ても「まだ遊びたい!」となかなか帰らない時もあるほどになりました。
入園当時、0歳児はミルクを飲んでいましたが、今では卒業し、一人で歩いてどこへでも行けるようになりました。
力もついて高い所にも上ろうともしています。
4月当時、1歳児は一人ではできなかったことが多かったですが、ズボンが履けたり、自分でスプーンを使って食べるようになりました。
単語でしか話せなかったのが、会話ができるようになり、かわいい歌声もきかせてくれるようになりました。
2歳児は、トイレトレーニングが完了して、紙パンツを卒業しました。
お気に入りのパンツが履けてご機嫌です。
特に1歳児は、この1年で成長が大きく見られました。
自我も芽生え、自分の好きなことを主張するようになり、話が出来ないので友だちに気持ちが伝えられず、ケンカになったこともありましたが、うまく言葉を話せるようになると自分の気持ちが伝えられるようになり、ケンカもなくなりました。
一人で遊ぶのではなく、好きな友だちができて一緒に遊ぶようになり、微笑ましく思いました。
大人になってからの1年はあっという間ですが、昔、子どものころに過ごした1年は長く感じたことを思いだします。
所説では0歳から20歳までと、21歳から60歳までの時間の感覚は同じらしいというのも納得できます。
乳幼児期の1年はとても貴重な時間で、特に0~2歳児の成長は、数か月単位で変わっていきます。
成長には個人差もあり様々ですが、この1年でみんながどんな成長を見せてくれるか楽しみでワクワクしています。