「オノマトペ」 ~言葉を発し始めた子どもたち~

言葉を発し始めた子どもたちにとって、耳から聞こえてくる言葉や音を、聞いたまま言葉にしています。

「パトカー」⇒「ピーポー、ピーポー」

「雨」⇒「ザーザー」

などです。

このような言葉を「擬音」といいます。最近では「オノマトペ」ともいいます。

子どもたちにとって、擬音は耳に入りやすく、0~2歳の乳児さんたちには理解しやすい言葉です。
そのような擬音のある本を「オノマトペ絵本」といいます。

有名なのが、「もこもこもこ」

絵の変化を、色々な言い方の「もこ」だけで表現しており、子どもたちも一緒に声を出して読んでいます。
ぜひ読んでみてください。

あと、「言いまつがい」は知っていますか?

「言いまつがい」=「言い間違い」の意味です。

先ほども話しましたが、子どもたちは聞いたままを言葉にします。

大人には言葉からその物が連想されるので、間違えないですが子どもたちには、あるある話です。

ある日、給食を食べていると、知ってる野菜を見つけると、食べてるところを見てもらおうと野菜の名前を教えてくれますが、そこにも「言いまつがい」を見つけました。

「せんせー、とうころもし(トウモロコシ)ー」

「ぶっころりー(ブロッコリー)、たべたよ~」

「じゃがいも~ん!(ジャガイモ)」

「じゃがいも~ん」が「ドラえも~ん」とのび太くんが叫んでるように聞こえてきます。

面白いですよね~♪

可愛いらしくて、ついつい、笑顔になるのが「言いまつがい」

みなさんも、子どもたちの言葉に耳を傾けてみてください。

面白い「言いまつがい」、見つかるかも!?