私がみどり病院で働きはじめ、もうすぐ2年が経とうとしています。
循環器病棟での勤務は初めてで、命に直結する急性期病棟での勤務に緊張する日々でした。
1年半経った今、少し経験を積み、慣れてきた部分もありますが緊張感を保ち仕事することができています。
2階病棟では、ほぼ毎週水曜日に心臓外科の手術があります。
冠動脈バイパス術や弁膜疾患に対する手術、不整脈に対する手術や大血管疾患に対する手術など様々な手術がされています。
そこで、毎週木曜日に心臓外科医による30分ほどのミニ勉強会が開催されています。
内容は、なぜ手術をしないといけないのか、どんな手術をしているのか、術後どんなリスクがあるのか、ここは要注意で観察しておかないといけないところなど、実際に画像や解剖図を見ながら教えていただいています。
疑問に感じた点も丁寧に解説してくれるので、とても分かりやすくすぐ日々の看護観察に活用できるため身に付きます。
さらに衝撃だったのは、初回ミニ勉強会の際にブタの心臓を使って解剖の勉強もしてくださり、意外すぎて強烈に頭に残っています。
これまでのテーマは・・・
・心臓外科手術後の概略について
・僧帽弁形成術
・冠動脈バイパス手術
・F-Pバイパス手術
・腹部大動脈瘤について
・ブタ心臓での解剖実習
・心臓弁膜症センター長 岡田Drによる弁置換術と弁形成術の違い
・術後感染症について
などの勉強会がありました。
循環器病棟未経験だった私は今、術後の患者さんを受け持たせてもらえるようになりました。
まだまだ経験値は少ないので、先輩方にアドバイスをもらいながらスキルアップを図っているところです。
術後の患者さんが安全・安楽に過ごせ、早期退院するためには適切な看護を提供する必要があります。
少しでも安心して手術が受けられるようこれからも看護はもちろん、心臓外科手術に対する知識を学び、アセスメント力の向上にも励んでいきたいと考えています。