転職して1年目。久しぶりの緊張感の中、支えられながら病棟看護師として頑張ります!

私がみどり病院に入職して、もうすぐ1年になろうとしています。
40歳を過ぎての転職でしたので、良い返事をいただけない覚悟もしつつ久しぶりの採用面接に緊張しながらやって来たのを覚えています。
みどり病院を志望するに至った理由は急性期の内科病棟で働きたかったこと、そして何より人間関係の良い職場で働きたいという私の希望から紹介いただいたのがきっかけです。面談では環境を変えてもう一度頑張りたい旨をお伝えし、有り難いことに看護師として再出発を切ることができました。

私が配属された2階病棟は循環器内科が主となり、地域密着な病院でありながら非常に専門性が高い治療が行われています。私は広い意味で内科領域の病棟で長く勤務していましたが、経験したことのない疾患の患者様や検査・治療も多く、まだまだ患者様の全体像を把握するのに時間が掛かってしまいます。あらかじめ準備した手持ちの参考書では対応しきれず、何冊か買い足し振り返りを行なうようにしていますが実力不足を実感する日々です。また疑問点は先輩スタッフに確認させていただくことも多いですが、忙しい中でも質問しやすい雰囲気でとても有り難く助けられています。

私はネガティブな理由から転職に至った経緯があったので「循環器を勉強したい」「地域に貢献したい」と向上心を持って転職してきたスタッフの姿が眩しく、申し訳ない気持ちになることもありましたが、今は良い刺激を受け新しい学びを得ることを再び楽しめるようになってきました。後ろ向きになりがちな私ですがみどり病院に転職させていただき、日々患者様やスタッフの方たちとの関わりを通して改めて仕事に向き合う力をもらっています。

私は前職を退職する際、漠然と「しんどい思いをした分きっと誰かに優しくなれるだろう。」と感じていました。文章にすると重く感じますが、自分以外の誰かを大切にできたら私の心も軽くなる気がしたのと、過去の経験をより良い方向で成長させたい思いがあったと思います。今の私はまだまだ自分自身の足りないところを補うのに必死で、なかなか周りの方の力になれる余裕は少ないのですが、少しでも早く成長し、一人ひとりの患者様に、そしてみどり病院に貢献できるようになりたいと思っています。

穏やかな気持ちで、また看護に向き合える環境に感謝しながら、患者様やスタッフの皆さんに仕事で恩返しができるよう精進していきたいと思います。